前の記事の続きですが

宮沢賢治の「注文の多い料理店」の要約をのせますが

 

2人の若い紳士が、山に獣狩りに、来たのですが

さっぱり獲物を仕留めることが出来ず、

ガイド役の人と、はぐれて、おなかかが空いたので帰ろうという事になった時に

ちょうどよく、洋食店を見つけた所、そこが、いろんな注文がある所でした

 

注文は次の通りでした

 

どなたさまも、どうぞお入りください、決して遠慮は入りません、

ことに、肥えた人や、お若い人は、大歓迎します

(主人公は、この2つとも対象者でした)

当軒は、注文の多い料理店ですから、どうぞそこは、ご承知ください

(扉の裏側)注文はずいぶん多いですが、一々(いちいち)こらえてください

お客様方、ここで、髪をきちんとして、はきもの泥を落としてください

鉄砲と弾丸を置いてください

帽子と外套(コート)を脱いでください

ネクタイピン、カフスボタン、時計、眼鏡、財布、貴金属類、

ことにとがったものは、ここに置いてください

壺の中のクリームを、顔や、手首にすっかり塗ってください

(扉の裏側)クリームをよく塗りましたか、耳にも塗りましたか

料理はもうすぐできます、15分とお待たせしません、すぐ食べられます

早く、あなたの頭に、ビンの中の香水を振りかけてください

色々と注文をして、うるさかったでしょ、お気の毒様でした

これで最後です、壺の中の塩を、十分もみ込んでください。

 

これで、いよいよ、気が付いてしまって

美味しい、料理を出してくれるのではなく

自分らが食べられることだそうです。

 

そこで、逃げようしたのですが、後ろの扉は開かず

お店の人がこちらに入るように、呼びかけていましたが、

怖くて動かなくなったところに

犬が飛び込んできて、猫と、戦っていたら、

建物はなくなり、山の中の風景に戻りました。

そこに、案内の人が探しに来て、木の枝にかかっていた

服などを付けて、町に帰りました。

 

という事で、新型コロナウイルスで、お店や、各種施設で

注意書きが多くなっていると思います。

 

施設側は、来た人に、注意事項を守ってもらおうとして

知恵を絞っていると思いますので、

私たちも、その注意事項を、きちんと守りたいですね

 

小樽市総合博物館について

住所

〒047-0041

小樽市手宮1丁目3番6号

電話      0134-33-2523

営業時間            9:30~17:00

定休日  火曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~1月3日)

駐車場  あり(無料)

アクセス JR小樽駅前バスターミナル3番のりばから

北海道中央バス高島3丁目経由小樽水族館行き(系統番号10番)に乗車。

「総合博物館」で下車

樽石ビル前バス停「小樽駅前」から、高島3丁目行き(系統番号2番)に乗車。

「総合博物館」で下車

ホームページhttp://www.city.otaru.lg.jp/simin/sisetu/museum/     

お問い合わせ用 メールアドレス  museum@city.otaru.lg.jp 

禁煙・分煙          分煙あり

車椅子対応        対応

盲導犬入店可    対応