北海道新聞 名寄版に乗っている記事ですが

 

SLキマロキ、春のお目覚め 名寄

2020.04.23 05:00 北海道新聞 名寄版

 

走行当時の勇姿を見せるキマロキ

 【名寄】「名寄SL排雪列車(キマロキ)保存会」(中田一良会長)は

22日、市内緑丘の市北国博物館横に展示しているキマロキの冬囲いを外した。

あいにく小雪が舞う中での作業となったが、キマロキは春の装いに衣替えした。

 シートの撤去には業者も含めて計16人が参加した。

 キマロキの展示は1976年に始まった。

今年は45年目を記念した「キマロキまつり」の開催を予定していたが、

新型コロナウイルスの感染拡大を理由に見合わせる。

汽笛を鳴らせる内部の見学も中止する。

 外観だけでも、漆黒の力強い巨体の迫力は十分。

シートを外した状態での展示は10月中旬まで続ける予定。(和泉優大)

 

 

という事で、前も載せましたが

このキマロキとは

機関車の「キ」

線路沿いの雪壁を崩し、雪を線路上にかき集める

マックレー車(マクレーン車・マックレーン車とも呼ばれている)の「マ」

そのかき集められた雪を遠方に投げ飛ばすロータリー車の「ロ」

最後尾の機関車の「キ」の4両の編成からなっています。

それらの頭文字からキマロキと称される。

回送時には4両の車両は連結されている

(マ-ロは特殊な連結器を用いる)が、

除雪時にマックレー車とロータリー車は切り離される場合が多く、

その時は「キマ」+「ロキ」の2両編成2本となって作業時にはキマが先行し、

若干の間隔を開けてやや後ろをロキが追従する形態で運行される。

 

動画 

キマロキ

北海道名寄市北国博物館SL「キマロキ」編成