中日新聞に乗っている記事ですが

 

近鉄「鮮魚列車」後継、16日運行開始 伊勢志摩の生き物かわいく

2020.03.15 中日新聞

伊勢志摩の生き物で彩られた鮮魚運搬車両「伊勢志摩お魚図鑑」=明和町明星の近鉄明星車庫で

 近畿日本鉄道は、伊勢志摩地域の海産物を大阪へ運んだ「鮮魚列車」の

運転を13日で終え、後継の鮮魚運搬車両「伊勢志摩お魚図鑑」を16日から運行する。

伊勢志摩の海の生き物で車体をかわいらしくラッピングしたのが特徴。

行商関係者が利用するほか子供向けツアーなども企画中という。

 十四日には明和町の明星車庫で新たな車両を報道陣に公開した。

外装は白色を基調にクロダイやマンボウなど魚介類43種のイラストを並べ、名前とともに紹介している。

 車内には、一般客の立ち入りを制限するパーティションロープがドアに付けられ、

魚が入った荷物を載せるプラスチックのパレットが置かれている。

平日の朝、松阪駅から大阪上本町駅へ向かう急行列車の最後部につないで運行する。

 近鉄はイベントでの活用に加え、大阪上本町駅で海の幸を、直送販売する市場列車などを検討している。

名古屋統括部運輸部の藤田浅崇課長(41)は

「多くの人に伊勢志摩に親しんでもらうきっかけになれば」と期待を込めた。

 (本間貴子)