NHK NEWS WEBに乗っている記事ですが

 

近鉄「鮮魚列車」 来月運行終了へ 50年以上の歴史に幕

2020.02.16 08:22NHK NEWS WEB

 

三重県の伊勢志摩地方の海でとれた鮮魚を、行商人が大阪などに運び、

「鮮魚列車」の名前で親しまれてきた近鉄の専用列車が、

来月のダイヤ改正で運行を終えることになりました。

運行を終了するのは、伊勢市の宇治山田駅と大阪上本町駅の間で、

日曜と祝日を除く毎朝、運行されている鮮魚専用列車です。

 

近鉄によりますと、

この列車は鮮魚の行商人の組合の貸し切り列車として、

昭和38年から早朝、伊勢志摩地方の漁港に水揚げされた鮮魚を

大阪や奈良に運ぶ役割を担い、「鮮魚列車」の名前で親しまれてきました。

 

最盛期には100人以上の行商人が利用していましたが、

車による運搬が増え、利用者が減っていることなどから、

近鉄は来月14日のダイヤ改正にあわせて、

専用列車としての運行を終えることに決めました。

 

来月14日の早朝からは、三重県の松阪駅を出発する

急行列車の最後尾に行商人向けの専用車両1両を連結して

対応するということで、全国でも珍しい鮮魚専用列車は、

50年以上の歴史に幕を下ろすことになります。

 

動画

ダイヤ変更で廃止に】近鉄2680系X82編成 鮮魚列車 発車,到着シーン

鮮魚列車の方向幕故障による行先系統板掲出風景 宇治山田&松阪