昨日SHOWROOM配信されました、AKB48の明日よろしくが

 

昨日、奥原妃奈子ちゃん(AKB48チーム8島根県代表)に回って来まして

以前、今日配信予定の、福留光帆ちゃん(AKB48チーム8兵庫県代表)に

「偏(ひとえ)に皆様のおかげです」の「ひとえ~」は

まず自分の目が一重か二重かを確認してから使うというように

言われたのですが、実は、福留光帆ちゃんと、山田杏華ちゃん(AKB48チーム8大分県代表)が

仕組んだ嘘だったそうで、ひなこちゃんが、思い切り信じてしまって

それを、申し訳なく思って、改めて電話で、謝ってくれました。

 

 

 

 

 

そこで、「ひとえに皆様のおかげです」 の本当の意味とは

「ひとえに」の意味は「ただそのことだけで、他に理由はないさま」

「ひとえに」の意味は

「ただそれだけが理由であるさま、他に理由はないこと」

「一途に、もっぱら」です。

「理由はそれだけ」ということを強調する表現です。

 

「ひとえに」のもう一つの意味は「ただそのことだけをするさま」

「ひとえに」は「ひとえに~する」といった使い方をして

「ただそのことだけをすること、ひたすらに」といった意味もあります。

古めかしい響きがあるので、日常会話はもちろんビジネスシーンでもあまり使う機会はありません。

 

誤用ではありませんが、

堅すぎる印象を相手に与えてしまう可能性がありますので、注意しましょう。

 

「ひとえに」の漢字は「一重に」ではなく「偏に」

「ひとえに」の漢字表記は、「偏に」になります。

「偏に」を「ひとえに」と読める人が少ないため、ひらがな表記で書くのが一般的です。

 

副詞「ひとえに」は「そのものだけで、重ならないこと」を

意味する「一重(ひとえ)」に格助詞「に」が成り立ちですが、

「一重に」と漢字表記するのは間違いになりますので注意してください。

 

「ひとえに」の語源

「ひとえに」の語源は「ひとへに」です。

意味は同じで、古文の中でも「そのことだけで、他に理由はないさま」となっています。

「偏に風の前の塵に同じ」は平家物語の一節で、

「偏に風の前の塵に同じ」は、「祇園精舎の鐘の声諸行無常の響きあり」で有名な

「平家物語」の一節です。

 

直訳すると「もっぱら風に吹き飛ばされる塵と同じ」で、「物事のもろく儚いこと」を例えた表現です。

 

前の節が「たけき者もついにはほろびぬ」で、「勇ましく強い人もいつかは結局滅びる」となります。

これを繋げると「いくら強い人でもただもろく儚く滅びるものである」と、

「いつまでも強いわけではない」と諸行無常を表しています

 

ひとえに」の感謝・お礼での使い方と例文

「これもひとえに皆様方のおかげ」が感謝・お礼でよく使われる

「ひとえに」のフレーズで一般的によく使われているのが感謝の場面です。

 

「これもひとえに皆様方のおかげ」は

「皆さんのおかげでしかありません」といった意味です。

何か成功した時やうまくいっている時など、自分自身や会社が良い状態であることを

「周りの支えがあったからこそ」ということを表しています。

 

他にも

「ひとえに皆様のご支援とご協力のおかげ」

「ひとえに○○様のお人柄のおかげ」など、

感謝を伝える相手や状況によって言葉を変えて使われています。

 

例文

 

・今日までやって来られたのもひとえに皆様方のおかげでございます。

心より感謝申し上げます。

 

・今回の受賞は、ひとえに皆様のご支援とご協力のおかげでございます。

 

ということで、一重まぶたや、二重まぶたは、一切関係なく

これを、「ふたえに皆様のおかげです」という使い方は

大きな間違いですね。