北海道新聞 南空知版に乗っている記事ですが

札沼線・札比内駅前商店 豊ケ岡行き切符が人気 東京や大阪からも

2019.12.30 05:00 北海道新聞 南空知版

 

JR札沼線札比内~豊ケ岡間の常備券を持つ渋谷園美さん(左)と隆さん

 【月形】

来年5月に廃止されるJR札沼線札比内駅前の日用品店「渋谷薬舗」(南札比内3)で取り扱う、

札比内~豊ケ岡間の常備券(乗車券)が人気を集めている。

10月から750枚以上を販売した。

札沼線の一部廃止を前に訪れ記念に購入する鉄道ファンが多い。

同店を経営する渋谷隆さん(90)は「5月の最終列車まで頑張って営業しないと」と話す。

 同店は1960年に札比内地区唯一の薬局として開業。

その後、札比内駅は無人化され、85年から同店が駅舎の清掃や改札などの委託を請け負った。

乗車券の販売も同時に始め、妻の園美さん(86)が中心に業務を行った。

園美さんは「豊ケ岡駅行きの切符は、

当時から『豊かな岡へ向かう』幸せの切符だと買いに来るお客もいた」と振り返る。

2017年で業務委託は終了したが、

月形町内の隣駅・豊ケ岡までの乗車券の販売だけは継続した。

 札沼線の一部廃止が決まった18年10月以降は、来訪客が増加。

インターネットなどで情報が広まり、東京や大阪からも買いに来る人もいた。

今年11月11日には、日付欄に1が並ぶぞろ目の券を手に入れようと、

客が列をつくった。「猛吹雪でも写真を撮りにきた人が買いに来る。

中には5枚、10枚と買う人や、郵送で送ってほしいという人もいる」と隆さんは語る。

 常備券は1枚200円。

渋谷夫妻は「遠くから買いに来るお客さんもいるので、店はできるだけ毎日開けたい」と話す。

年末年始も午前8時ごろから午後6時ごろまで営業する予定。

(山口真理絵)

 

という事で、色々調べてみますと、2通りきっぷがあるようです

 

1つは、常備券と言って最初から印刷してあって、切符を買いに来た時に

日付だけ入れて渡すきっぷ

 

 

もう1つは、駅員いる駅に置いてある特急列車の指定券などを

発行する機械「マルス」で印刷した「マルス券」ですが

札比内駅は、駅員さんがいませんから、日付が入っていないきっぷを

近くの駅の駅員さん(石狩当別駅)が持ってくるようです

 

多分、切符の注文のタイミングで、常備券はすく出来るものではないと思うので

常備券がなくなって、その為のつなぎで、マルス券を売るのではないでしょうか