北海道新聞に載っている記事ですが

貨物列車、富良野線へ 民営化後初 根室線不通の「救出」

2019.12.24 05:00 北海道新聞

 

 

JR北海道の機関車を先頭に、旭川へ出発する貨物列車=

23日午後11時50分、JR富良野駅

 

路線図

 

周辺地図 青い線が通常の経路 ×印が架道橋が事故現場

 

 【富良野】

JR貨物は23日、JR根室線芦別―富良野間が不通となり、

富良野駅で足止めされている貨物列車を富良野線(旭川~富良野)を通って

札幌まで運ぶ“救出”作業を始めた。

1987年の国鉄民営化以降、JR貨物の車両が同線を通るのは初めてで、

来年1月以降、貨物列車の臨時運行も検討している。

 貨物列車は通常、根室線芦別経由で運行しているが、

11月21日に芦別市内の架道橋が事故で損傷し、来年2月末まで不通となる。

富良野駅には事故当日からディーゼル機関車1両と、

コンテナ貨車14両が停車しており、JR貨物は全車両を検査施設が

ある札幌に引き揚げ、別の場所で使うことを決めた。

 列車移動にはJR北海道が協力し、別のディーゼル機関車と運転士を手配。

23日夕方から計15両の編成を分割するなど出発準備を行い、

同日深夜、機関車1両と貨車6両を引いて、旭川へ向け出発した。

 25日には全車両が札幌へ到着する予定。

JR貨物は来月から富良野線経由で貨物列車を臨時で

迂回(うかい)運転することも検討している。

同社道支社は「トラック代行輸送が運送会社の大きな負担となっている。

JR北海道と協力し、復旧までの間、多少でも負担軽減につながれば」と話している。

(伊丹恒、写真も) 

 

という事で、JR貨物のDF200ディーゼル機関車では富良野線は

走れないので、ノロッコ号や、除雪車に使う DE15ディーゼル機関車を

使って旭川へ向かったと思いますね

DF200ディーゼル機関車

DE15ディーゼル機関車 ノロッコ号用 

あと、昭和40年~50年頃までは、貨物列車が通っていたことがあるようです