北海道新聞 南空知版に乗っている記事ですが

観光列車モニターツアー 岩見沢~苫小牧 沿線を満喫

2019.12.01 05:00

 

岩見沢駅に到着した「花の恵み号」から降車するツアー参加者

  

 【岩見沢】

道内の観光列車の可能性を探るモニターツアー

「『花の恵み号』で行く室蘭線」が30日、JR室蘭線の苫小牧~岩見沢間で行われた。

道内外から参加した計37人が沿線の観光地や特産品、歓迎セレモニーなどを楽しんだ。

 道内の食や観光地を楽しんでもらおうと、

北海道鉄道活性化協議会が企画し、室蘭線では初めて実施された。

草花や羊が描かれた外観に、ボックス席には木のテーブルが

備え付けられた車両「花の恵み号」が使用された。

 ツアーは苫小牧発と岩見沢発の二つ。

いずれのツアーも参加者は追分駅(胆振管内安平町)から

道の駅「あびらD51ステーション」に移動して鉄道の歴史を、

栗山駅から小林酒造に移動し、夕張の炭鉱マンが飲む酒を造っていた話などを聞き、

日本遺産「炭鉄港(たんてつこう)」を学んだ。

そのほか停車駅や車内で沿線の特産品がプレゼントされた。

 岩見沢駅では、苫小牧から到着した参加者や、

これから出発する参加者の双方に地元の宝水ワイナリーのワインが振る舞われ、

北海道教育大学岩見沢校の学生がサックス演奏で歓迎した。

妻と参加した室蘭市の病院職員平上健一さん(41)は

「沿線の歴史や文化を知ることができて良かった。

これからも列車の旅をしてみようと思う」と話した。(石川実和)

  

この、モニターツアーは

日本旅行グループの北海道オプショナルツアーズ(通称:ほっとバス)で

実施したツアーです。

http://www.hotbus.co.jp/upload/file/newinfo/file1_1573009564.pdf