日刊スポーツに乗っている記事ですが

栗山監督が辞意伝えていた…球団は手腕評価慰留へ

2019.09.25 05:00

 

日本ハム栗山英樹監督(58)が

今季限りで辞任する意向であることが24日、分かった。

既に、球団へ辞意を伝えた。

就任8年目の今季は7月まで優勝争いも、

8月以降に大失速して3年ぶりのリーグ優勝を逃した。

22日にクライマックスシリーズ進出の可能性も消滅し、

この日で5位が確定。成績不振の責任を取る覚悟を決めた。

   ◇   ◇   ◇

栗山監督が、8年に及ぶ長期政権にピリオドを打つ可能性が出てきた。

今季は7月末時点で首位と0.5差の2位だったが、

8月以降に2度の大型連敗を喫して優勝戦線から後退。

3年ぶりのリーグ優勝を逃し、5位が確定した。

同監督に近い関係者によれば、球団側へ既に辞意を伝えたことが、分かった。

シーズン終了後、川村球団社長と直接会談して、正式に意向を伝える見込みだ。

1年契約で臨んだ就任8年目は、下馬評も高かった。

昨オフはオリックスを自由契約になった14年沢村賞右腕の金子を獲得。

台湾球界から2度の打率4割超えをマークした、王柏融(ワン・ボーロン)も加入したが、

開幕前に清宮が右手有鉤(ゆうこう)骨を骨折するなど故障者が続出。

6月には先発の軸だった上沢も打球を左膝に受けて骨折し、戦線離脱した。

現場トップとして、苦しい戦況を打破できなかった責任を痛感しているという。

栗山監督は12年から指揮を執り、球団では連続在任年数で

76~83年の大沢啓二氏に並んで球団最長。

これまで1度の日本一、2度のリーグ優勝を果たした。

投打二刀流の大谷(現エンゼルス)に代表されるように、若手の育成にも尽力。

現在の主力である中田、西川、中島らも積極的に経験を積ませて、実力を伸ばした。

常識にとらわれない斬新な選手起用、

戦略も含めて強烈なリーダーシップでチームをかじ取りしてきた。

一方、球団側は編成面での不備が成績不振の大きな要因と分析。

栗山監督に全責任を負わせるべきではない、との考えでいる。

日本ハム本社社長でもある畑オーナーを筆頭に親会社、

球団上層部は、手腕を高く評価している実情もある。

既に今季の検証作業をスタートしているフロント陣は来季へ向けて

水面下で動きだしているが、栗山監督を含めた来季構想についてはゼロベース、

白紙から思案をしているのが現状だ。

球団としてはコーチ陣の刷新を図るなど、新体制を整える来季方針を明確に示すことを条件に、

辞意を明かした栗山監督を慰留するとみられる。

退路を断った栗山監督と折り合うかどうかが、注目の去就の行方を占う焦点の1つになりそうだ。

 

という事ですが、栗山監督は悪くないと思いますよ。

 

記事にもある通り、若手の積極的な育成と起用

それが選手にとっても、いい自信につながったと思いますよ。

 

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