北海道新聞に乗っている記事でいず

 

五輪聖火リレー道内2日間で 「親子の火」で遠隔地も

2019.06.02 05:00 北海道新聞

 

発表イベントで聖火リレーのユニホームを着用する

女優の石原さとみさん(中央)ら=1日、東京都港区(富田茂樹撮影) 

 

 

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は1日、

五輪聖火リレーのルート概要を発表した。20年3月26日に

福島県からスタート、121日間かけて47都道府県の857市区町村で行う。

道内は6月14、15の両日、人口上位の市や胆振東部地震の被災地など18市町で実施する。

計約1万人と想定される聖火ランナー(走者)の募集概要や

ユニホームも発表された。

 道内は6月14日が函館市、根室市、北斗市、渡島管内七飯町、

釧路市、胆振管内洞爺湖町、室蘭市、帯広市、胆振管内白老町の順で実施。

15日は苫小牧市、富良野市、胆振管内むかわ町、

旭川市、胆振管内厚真町、安平町、千歳市、稚内市、札幌市の順で行う。

両日とも終了地点で祝福行事「セレブレーション」を行う。

 リレーで採用する「親子の火方式」は「親の火」「子どもの火」と名付けた

複数の火を用いる手法だ。基本は「親の火」でリレーするが、

遠隔地にはあらかじめ「子どもの火」を搬送しておく。

「親の火」のリレー終了と同時に、「子どもの火」でリレーを始められるため、

遠隔地までの移動時間を短縮できる。

道内は道東と道北の6市で「子どもの火」を使う。

この方式で全国の半数に当たる市区町村での実施を可能にした。

 自治体間の聖火の移動は基本的に車を使用。

実際に走る具体的なルートは、年末までに決める。

道外では、大会理念の「復興五輪」に基づき、東日本大震災の津波に耐えた

「奇跡の一本松」(岩手県陸前高田市)などが含まれた。

世界遺産や景勝地なども多数組み込まれた。

 聖火ランナーの募集開始日は、スポンサー企業の

日本コカ・コーラが今月17日、トヨタ自動車、日本生命保険、NTTが24日。

都道府県実行委員会は7月1日から始める。期限はすべて8月31日まで。

応募は1人で5回まで可能。対象は08年4月1日以前に生まれた人。

走りたい都道府県に何らかの縁があることが条件になる。

ランナー1人が走る距離は200m。

 発表イベントで女優の石原さとみさんらが着用して披露したユニホームは、

駅伝のたすきをモチーフにしたデザイン。

監修した尾花大輔さんは「世界と人々の思いを『つなげるたすき』という

大きな役割が込められている」とコメントした。(酒井聡平、先川ひと

 

聖火リレー、道内18市町 東京五輪 被災3町、札幌、根室も

2019.06.01 17:22

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は1日、

聖火リレーのルートを発表した。

大会理念の「復興五輪」に基づき、東日本大震災で被災した

福島県から20年3月26日にスタートし、121日間かけて47都道府県の857市区町村を巡る。

広大な北海道は2日間、一つの聖火(親の火)だけで回り切れないため、

親の火とは別に用意した火(子どもの火)も使う「親子の火方式」を採用する。

人口上位の市や胆振東部地震の被災地など計18市町でリレーを行う。

 リレーは、福島県のサッカー施設Jヴィレッジから始まり、

7月24日の開会式で聖火台に点火される。「親子の火方式」は

効率的に広範囲でリレーを行うのが目的。

同じ時間帯に複数のリレーは行われない。

 道内のリレーは6月14日に青森県から引き継ぐ形でスタート。

函館市、根室市、北斗市、渡島管内七飯町、釧路市、

胆振管内洞爺湖町、室蘭市、帯広市、胆振管内白老町の順で行う。

来年4月に開設される白老町のアイヌ文化施設

「民族共生象徴空間(ウポポイ)」で聖火を迎え入れる行事「セレブレーション」を行う。

 15日は苫小牧市、富良野市、胆振管内むかわ町、

旭川市、胆振管内厚真町、安平町、千歳市、稚内市、札幌市の順で実施する。

札幌市でのセレブレーションを経て、岩手県に引き継ぐ。

 リレーをせず、聖火をつけたランタンを車などで運ぶ区間もある。

具体的にどの道路でリレーを実施するかは現在検討中で、今年の末ごろに公表される。

 

 

ということで、七飯町から釧路市へ聖火がワープするわけではなく

事前に、釧路に、子の聖火(分家の聖火を)を、用意していて

その間、親の聖火(本家の聖火)は、動かさないようです。