北海道新聞に載っている記事ですが

 

宗谷線に駅カード 「鉄分多く」魅力発信 12駅で配布へ

2019.05.30 08:55 北海道新聞

 

 

名寄駅 

 

 JR宗谷線の利用促進を目指し、宗谷本線活性化推進協議会が稚内~旭川間の

主要12駅を写真入りで紹介する「ステーションカード」を年内に作製する。

国土交通省が発行し、全国的な人気を誇る「ダムカード」の鉄道版。

 

ダムカード

観光地の情報も掲載し、乗客に無料配布する。

存続に向けた議論が続く稚内~名寄間を含めた路線の魅力を

鉄道ファンや観光客らにPRする。

 

 ステーションカードは、山口県のJR岩徳線で昨年から利用促進に向けて

無料配布している「駅カード」を参考に、

宗谷本線活性化推進協議会事務局の名寄市が発案。

 

JR岩徳線「駅カード」

 

20日に士別市で開かれた協議会の定期総会で作製が決まった。

 カードは稚内、豊富、幌延、天塩中川、音威子府、美深、名寄、士別、剣淵、和寒、比布、旭川の

全12駅を予定している。

 縦9㎝、横6㎝。表面は各駅の写真に駅の開業年、構造やホームの本数の情報を載せる。

裏面には各駅周辺の鉄道関係の施設を含めた観光地の情報を掲載。

スマートフォンで読み取って自治体のホームページや時刻表にアクセスできる「QRコード」も添える計画だ。

 各駅で乗客が駅員に切符を提示すれば手渡される。

各駅100枚ほど発行する予定で、製作費は4万5千円を見込む。

 今後、協議会はデザインや掲載する情報、無人駅での配布方法などの

詳細を詰め、カードを作製。年内の配布開始を目指している。

 カードを発案した名寄市総合政策課主査の成田拓哉さん(36)は

「駅を訪れた記憶が手元に残る、“鉄分(栄養素ではなく、鉄道趣味の素養)”の

多いカードを作り、観光客や鉄道ファンに宗谷線の利用を促したい」と話している。(鈴木宇星)

 

さて、これで、宗谷線の利用者が増えるのでしょうかね