読売新聞オンラインに乗っている記事ですが
副駅名「啄木のふるさと」 IGR渋民駅 命日にお披露目
2019.04.14 05:00 読売新聞オンライン
石川啄木(1886~1912年)の命日にあたる13日、
IGRいわて銀河鉄道渋民駅(盛岡市下田)の副駅名「啄木のふるさと」が、お披露目された。
啄木が少年時代を過ごした宝徳寺(同市渋民)では、恒例の「啄木忌」も営まれた。
副駅名の導入は、啄木を縁に2月に結ばれた
盛岡市と東京都文京区の友好都市提携を記念した事業の一環。
渋民の住民が3年ほど前から要望していた駅名で、市とIGRの連携で実現した。
駅舎入り口に掲げられた副駅名は、啄木の手紙から引用した、直筆の文字を組み合わせた。
啄木による地域おこしに取り組む渋民地区自治会連絡協議会の
佐々木由勝会長(75)は
「来訪者に啄木の生きた時代を感じてもらいたい。地域のPRにもなれば」と期待していた。
一方、啄木忌には約90人が参列。
地元コーラス団体や詩吟団体が啄木の短歌や詩を献じた。
国際啄木学会・池田功会長が講演し、啄木の日記や手紙の魅力を紹介。
参列者は郷土が誇る歌人に思いをはせていた。