今日私の住んでいる滝川市を含む空知管内で発行している新聞の

空知プレスに乗っている記事ですが

 

滝川市内の古くからあるお寿司屋さんで、とある金融機関の人から、言われた話ですが

「徳利からお酒を注ぐときにはどがった注ぎ口を使ってはいけない」ということで、

寿司屋さんの主人さんも、「聞いたことがある」という事ですが

詳しいしい理由は知らない、そこは新聞記者の出番ではないか?

という事で、調べたところ

 

(1)注ぎ口を上に向けた形が仏教の「宝珠」の形に近く美しく見えるため

 

 宝珠(お寺の手すりの角ににありますよね)

(2)注ぎ口は「円(縁)の切れ目」という語呂から縁起が悪いため

(3)戦国武将を暗殺するため注ぎ口に毒を塗ることがあったため

 

という事で、丸い方からお酒を注ぐのが正しい

 

と、記事は終わっていますが、本当にそうなのか

私も調べてみたところ、J-CASTニュースには、このように書いてあります

 

 

 

J-CASTニュース  ニュース  社会

徳利は「注ぎ口使ってはいけない」 ネット拡散の日本酒作法、本当に「マナー」として存在するのか

2018.11.27 19:45

https://www.j-cast.com/2018/11/27344696.html?p=all

 

 日本酒に使う徳利(とっくり)は、先がとがっている「注ぎ口」から「注いではいけない」――。

酒席にはこんなマナーが存在するとして、真偽をめぐって、インターネット上で注目されている。

   発端となったツイッターへの投稿が拡散されると、「知らない」「くだらない」と否定的な声が相次いだ。

一方で、情報サイトの中にも「注ぎ口を上にして反対側から注ぐ」のが

マナーだと紹介しているものがある。実際のところ、守るべきマナーなのか。

複数の専門家に見解を聞いた。

 

徳利はとがっているところから注いではいけないのか?

「注ぐ際は上を向けた状態にするのがマナーです」?

   ツイッターで話題を集めたのは2018年11月25日のあるユーザーの投稿だ。

徳利のマナーを紹介した情報サイトのスクリーンショットをアップしており、

記事には「徳利の注ぎ口には絞ってある(編注:とがっている)部分がありますが、

注ぐ際は上を向けた状態にするのがマナーです」と書かれている。

画像が2枚あり、絞ってある方から注いでいるものを「間違い」、

絞ってない方から注いだ画像は「正解」と明記していた。

   サイトのこうした説明は聞き慣れなかったのか、

「なんでこんなくだらないマナーが」「ソースも信憑性も不確か」

「注ぎ口って、お酒を注ぎやすいように付けてあるんじゃないのかな?」と疑問の声が相次いだ。

投稿は2万以上リツイートされるなど拡散している。

   同サイトに限らず、徳利の使い方として「細くとがった場所を上に向けて注ぐのが正解です」

「注ぎ口を上にして反対側から注ぐのが正しい注ぎ方です」などと

同様の紹介をしている情報サイトの記事が複数見つかる。

総合すると、そうすべきとされている理由は3つあるようだ。

 

(1)注ぎ口を上に向けた形が仏教の「宝珠」の形に近く美しく見えるため

(2)注ぎ口は「円(縁)の切れ目」という語呂から縁起が悪いため

(3)戦国武将を暗殺するため注ぎ口に毒を塗ることがあったため

   本当に酒席のマナーとして守るべきことなのだろうか。

 

1673年創業の日本酒の老舗・玉乃光酒造(本社・京都市)は、

公式サイトで「お酒を嗜むときのマナーについて」というコラム記事を4月に掲載していた。

「日本酒の注ぎ方」という項目もあるが、今回話題になった「注ぎ口から注いではいけない」

旨は書かれていない。

   J-CASTニュースが11月27日、同社を取材すると、

「丸い方から注ぐのがマナーとされているというのは、聞いたことがあります」としながら、

「ダメな理由は諸説あるようですが、詳しくは存じません。

出元なども分かりませんし、当社としてもそれがマナーであるという

啓蒙活動はしていません」と話していた。

 

 

「徳利の作り手としての常識とは考えていません」

   美濃焼の老舗窯元で徳利のラインナップが豊富なあるメーカーの担当者は、

取材に対し

「注ぎ口から注いではいけないという話自体は聞いたことがあります」とする一方で、

「徳利の作り手としての常識とは考えていませんし、お客様にご案内することもありません。

ただ、酒席で『話のネタ』として用いられることはあるようです。

私どもが存じ上げていないだけで、でっち上げのマナーだとも言い切れません」と話す。

また、インターネット上でも「マナー」だとする情報が出回っていることを伝えると、

「もし本当にマナーだとしたら、日本酒の普及団体や酒造組合が啓蒙すると思います。

そうなれば当社でも柔軟に対応します。

とがった徳利も製造しておりますので、デザインを微調整しないといけないでしょう。

お客様に、反対側の丸い方から注いでくださいとご案内することも必要かもしれません」との考えを述べた。

   徳利自体は「切れが良くなく、とがっている方、丸い方のどちらから注いでも基本的に垂れます。

日本酒は水より粘性があり、物を伝いやすいのです」という。

それでも口の一部をとがらせているのは「方向性を持って細く流れるようになりますし、

シズル感のあるデザインにもなるからではないかと思います」としていた。

 

動画

 

 

とっくり「注ぎ口」謎マナー、検証してみた【普通に使ってみた編】

とっくり「注ぎ口」謎マナー、検証してみた【反対から入れてみた編】

 

「『マナー違反』とは言えないのではないでしょうか」  では、マナーの専門家はどう見るのか。

ヒロコマナーグループ(本部・東京都港区)代表でマナーコンサルタントの西出博子さんは

J-CASTニュースの取材に、注ぎ口から注いではいけないという話について、

「インターネット上の情報として耳にしたことはありますし、否定はしません」と話す。

ただ、マナーとして教えてはいないという。

   西出さんは、

「マナーというのは、必ずこうしなければいけないという決まり事ではありません。

時、場所、相手の立場、状況などによってマナーの形は変わります」とし、

 

「最も大事なのは、相手を尊重し、みんなが気持ち良く過ごせること。

人も物も『相手』です。

徳利であれば、作り手の方はなぜ絞った注ぎ口を作ったのか。

おそらく注ぎやすくするためではないでしょうか。

そして、お酒を飲む方々もそう思って徳利を使う方が多いでしょう。

このように考えると、注ぎ口を使って注ぐことが

『マナー違反』とは言えないのではないでしょうか」と話していた。

 

次にページに私の意見を書きたいと思います。