北海道新聞に載っている記事ですが

 

札幌地下鉄、初乗り10円値上げ 消費増税で10月から 市電は据え置き

2019.02.15 21:54 北海道新聞

 

 

 

 10月1日の消費税の8%から10%への引き上げに伴い、

札幌市が行う市営交通の運賃改定の案は、

市営地下鉄の大人運賃で、初乗りの「1区間」など4種類の区間を

10円引き上げることが柱だ。最も高い「6区間」(19~21㎞)の場合は

380円となる。路面電車は一律200円で据え置く。

定期券は地下鉄、市電ともに消費税引き上げ相当分を全面的に値上げする。

 市交通局は値上げについて「増税分を運賃に転嫁しないと市の負担が増える。

路線全体で平均2%分を上乗せする」と説明している。

具体的には、消費税10%分を含めた税込み金額について、10円未満を四捨五入して算出している。

 距離に応じ6段階、200~370円(1~6区間)の運賃体系としている地下鉄は、

大人運賃で2、3区間は据え置き、1、4、5、6区間は10円値上げする。

子どもは1、4区間を値上げする。1区間(3㎞まで)は大人200円、子ども100円の現行運賃から、

大人210円、子ども110円になる。

 市電を含め値上げしない区間があることについて、市交通局は「金額を10円単位とする必要があり、

一律値上げすると、受け取り分が過剰になる」としている。

 定期券は1カ月の場合、往復を30日間使った金額に一定の割引き率を掛け合わせ算出する

新方式を採用。

定期券は1カ月・1区間の場合、「通勤」が現行の8,640円から8,820円に、

中学生以上の通学は現行の4940円から5040円になる。

 地下鉄の値上げは消費税が5%から8%になった2014年以来5年ぶり。

市電はループ化後の17年4月以来、約2年半ぶりとなる。

札幌市は開会中の第1回定例市議会に条例改正案を提出しており、

可決を受けて国に運賃改定の認可申請を行う。(久保吉史)

 

ちょっと補足説明

「ドニチチカキップ」とは、札幌市営地下鉄の土・日曜日・祝日限定の1日乗車券で、

おとな520円、こども260円(地下鉄だけしか乗れない)

「どさんこバス」とは、札幌市電限定の土・日曜日・祝日限定1日乗車券 

おとな・こども共通360円(このきっぷ1枚で、おとな1名・こども1名が1日中市電にのみ乗れるきっぷ)