この前の乗せたことで、北海道新聞に載っていることですが

釧路石炭列車、3月末運休 早ければ6月にも廃止

2019.02.10 11:55 北海道新聞

 

 【釧路】国内唯一の石炭輸送専用鉄道「太平洋石炭販売輸送臨港線」(釧路)について、

運行主体の太平洋石炭販売輸送の親会社、石炭輸入販売・不動産業の太平洋興発(東京)は9日、

3月末の運休と、その後の廃止を決定したことを明らかにした。

今後国土交通省に廃止届を提出し、早ければ6月にも廃止する。

 太平洋興発は、荷主の釧路コールマイン(釧路、KCM)の採炭量減少などを踏まえ、

同線の運休、廃止を検討していた。

太平洋興発によると、KCMからは3月末での契約終了の申し入れがあった。

2020年秋稼働予定の釧路火力発電所(釧路)がKCMの石炭運搬に鉄道を使わず

輸送量が確保できないこともあり、廃止もやむなしとの判断に至ったという。

 同線は1925年(大正14年)、太平洋炭鉱で採炭していた当時の太平洋炭礦の関連会社が、

選炭場がある春採(はるとり)駅と貯炭場がある釧路港の知人(しれと)駅を結ぶ約4キロで運行を開始。

70年代後半には1日15本前後を運行したが、ここ数年の採炭量はピーク時の5分の1程度に落ち、

1日1本程度にとどまっていた。(田中雅章)

 

ということで、北海道では、石炭列車はなくなります。

実は、日本国内では、もう1か所石炭列車を運行しているところがあって

川崎市の扇町~埼玉県熊谷市の太平洋セメント三ヶ尻工場まで、海外輸入炭を運んでいるそうです。