北海道新聞に載っている記事ですが

ジャンプW杯 上から観戦 26、27日大会に新チケット 着地エリア最前部も

2018.01.23 05:00

 

ジャンプワールドカップ札幌大会で、新チケット3種類が発売される大倉山ジャンプ競技場

 

 札幌スキー連盟は、札幌市中央区の大倉山ジャンプ競技場で、26、27の両日に行われる

「ノルディックスキージャンプワールドカップ(W杯)札幌大会」で、

ジャンプ台上部の展望台などで観戦できる新チケットを売り出した。

W杯では小林陵侑選手(22)が活躍しており、同連盟は「現地で応援を」と呼び掛ける。

 新チケットは3種類。目玉はスタート地点を見下ろす「スカイVIP席」(前売りのみ3万円)だ。

W杯で初めて展望台を専用に開放し、選手も使うリフトで向かう。

スタート前の選手の表情が分かり、軽食と飲み物付きで定員20人。

 着地点の観覧エリアの最前部には幅5m、長さ90mの「エキサイティングゾーン」

(当日3500円、前売り2500円、中学生以下無料)を新設し、一部に座席を用意する。

日本人選手の紹介冊子も配る。

 その後ろは従来のスタンダードエリア

(当日2千円、前売り1600円、高校生・65歳以上千円、中学生以下無料)。

レストランで食事と観戦を楽しむ「ジンギスカン付きチケット」

(前売り4人1組計2万8千円のみ)も用意し、26日限定で8組を販売中だ。

 新チケットの発案や販売には、サッカー北海道コンサドーレ札幌の運営会社コンサドーレと市が協力。

付加価値の高い観戦方法でファン獲得と増収を目指す。

先行導入した12、13両日のW杯女子札幌大会では、500人近くがエキサイティングゾーンを利用した。

 今季W杯は、小林選手が欧州伝統のジャンプ週間を4戦全勝で制し、

石狩市出身の佐藤幸椰(ゆきや)選手(23)は20日に初の3位に輝くなど若手が成長。

札幌大会は葛西紀明選手(46)らW杯優勝経験者のほか、

大倉山を得意とする東海大札幌4年の中村直幹(なおき)選手(22)も

出場を予定し、日本選手の活躍が期待される。

 競技は26日が午後4時、27日は午前10時から。

会場まで市営地下鉄東西線円山公園駅からバスがある。

車の場合は円山公園第1駐車場からバス。

前売り券はスカイVIP席を除き、ローソンチケットなどで販売中。

スカイVIP席の申し込みは24日までに担当の仲野さん(電)090・7656・9513へ。(津野慶)

 

詳しくは、大会公式HPをご覧ください。

ワールドカップ スキージャンプ札幌大会公式HP:http://sapporo-jump.com/