2018.11.17 05:00 北海道新聞

 

 無人トラクター実験の様子

 

岩見沢市の位置

 【岩見沢】町工場の奮闘を描いた池井戸潤さんの

人気小説の新作「下町ロケット ヤタガラス」に出てくる

「北見沢(きたみざわ)市」は岩見沢市がモデルでは―。

作中に登場する地名が岩見沢で話題になっている。

最先端の情報通信技術(ICT)を活用したスマート農業も登場し、

岩見沢の取り組みと、うりふたつ。

関係者は「作品のヒントになったのかも」と想像を膨らませる。

 「下町ロケット ヤタガラス」は下町ロケットシリーズの第4作として今秋発売。

作中には、「札幌の東約50キロに位置する人口十万人ほどの町」である

「北見沢市」で、首相を迎えて自動走行トラクターの実演を行う場面が描かれている。

 出版元の小学館は「モデルはなく、架空のまちです」と説明。

編集者によると、池井戸さんが作中で描く架空の地名や人物にモデルはないという。

 ただ同社によると、池井戸さんは執筆にあたって昨秋、

衛星利用測位システム(GPS)を使ったトラクターの自動走行などに

取り組む岩見沢の農業者3人を取材し、最新技術への期待や高齢化などの課題を聞いている。

編集者は「協力してくれた人たちへの感謝を込めてこの地名にした可能性はあります」とも話す。

 岩見沢市の松野哲市長は

「地元の最先端の取り組みが作品に生かされたとしたら大変光栄です」と喜んでいる。(中沢弘一)

 

岩見沢市は、滝川市を含む空知総合振興局の所在地で、

滝川よりは都会で、札幌からJRの特急列車に乗ったら23分で、どこにも止まらず着きます。

また、札幌よりの地区では平らなとこが多く、水田が多いところです。

どのように放送されるかたのしみですね。