北海道新聞に乗っている記事ですが

 

安平行き「特急」 春を待つ ラップで冬囲い JR苗穂工場

2018.11.17 05:00 北海道新聞

 

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札幌市東区のJR北海道苗穂工場で16日、

今春引退した特急型ディーゼル車2両を、雪から守るための「冬囲い」が行われた。

9月に胆振管内安平町へ移送し、町内の道の駅などで

来春から展示する予定だったが、胆振東部地震で移動できなくなり、札幌で冬を越すことになった。

 2両は旧国鉄が初の北海道専用ディーゼル車として開発した「キハ183」の初期型車両。

石北線など全道で使われた。

鉄道愛好団体の北海道鉄道観光資源研究会(札幌)が寄付を集めてJRから譲り受け、

国鉄時代と同じ赤とクリーム色に塗り戻していた。

 冬囲いは同研究会会員らが実施。

念入りにビニールラップで巻いてからブルーシートをかけた。

作業に参加した安平町職員の岡康弘さん(46)は

「雪が消えたら早く移送し、安平で披露したい」と話した。(伊丹恒、写真も)