北海道新聞に載っている記事ですが

 

ハム新球場は三角屋根 大型ビジョン設置、災害拠点機能も

2018.11.05 05:00

 

北広島市に建設される北海道日本ハム新球場の完成予想図

 

周辺地図

 

 

 【北広島】

北広島市内に建設されるプロ野球北海道日本ハムの新球場の概要が4日、明らかになった。

建築面積は札幌ドームと同規模の約5万㎡。

雪が落ちやすい三角形の切り妻屋根を採用し、スライドして開け閉めする。

天然芝グラウンドは左右非対称で、大型ビジョンや、採光用の透明素材の壁を一部設ける。

球場は商業、娯楽施設などで構成するボールパーク(BP)の核となるほか、

災害時の拠点機能も備える。

 球場は地上4階、地下1階建て。

収容人員は3万5千人で、札幌ドームの4万2千人(野球での使用時)より少なく、

地上高もドームより低くなる。

緑の多い周辺環境と調和するよう、外観は濃い茶色で統一する。

 球場は野球専用で、すり鉢形の客席は傾斜を緩くし、観客が移動しやすくする。

選手トレーニングや娯楽のための施設も併設する駐車場は3千台強。

開閉式の屋根は、夏は原則開放し、冬は閉めて温度を保つ。

芝保護などのため、コンサートなどのイベント開催は限定的になる見通し。

 左右非対称グラウンドは米大リーグでは一般的で、

外野の位置によって、本塁からの距離やフェンス高などが異なる。

プロ野球の本拠地球場では広島のマツダスタジアムに次いで2例目という。

 建設する日本ハム(大阪)グループは、

設計・施工業者選定を大手ゼネコン4社によるプロポーザル方式で実施。

米ダラスに本社を置く設計事務所「HKS」と共同企業体を組む大林組を選んだ。

HKSは米最大手の設計事務所で、大リーグ、ブルワーズ本拠地のミラーパーク

(中西部ウィスコンシン州ミルウォーキー)や、米ナショナル・フットボールリーグ(NFL)の

ルーカス・オイル・スタジアム(同インディアナ州インディアナポリス)などの

開閉式競技場を設計。これら実績が評価されたとみられる。

 災害拠点機能を持たせるのは、プロ野球本拠地で初めて。

長時間稼働の自家発電機や、食料・毛布などの備蓄倉庫を設備し、避難所としても使用できる。

ヘリポートも確保する。

 新球場は、きたひろしま総合運動公園予定地で2020年5月着工、

23年3月の開業を予定する。(須藤幸恵)

 

詳しくは、北海道日本ハムファイターズ公式HPに載っています。

 https://www.fighters.co.jp/news/detail/00001446.html

 

 

 

 

 

新球場 構想動画 HOKKAIDO BALLPARK (北海道 ボールパーク)