北海道新聞に載っている記事ですが

 

JR北海道の割れにくい窓 海外へ 投石横行のマレーシア採用 氷雪破損対応で開発

2018.08.12 05.00 北海道新聞

 

 

ポリカーボネートの窓が使われているJR北海道の車両

 マレーシアの国鉄が、JR北海道が列車に導入している割れにくい窓を採用し、

 

今月末から取り換え作業を始める。氷雪の直撃でも割れないように

JRが樹脂製品加工の東邦シートフレーム(東京)と共同開発したプラスチック製で、

従来の強化ガラス製の200倍超の強度がある。

マレーシアでは車両への投石による窓の破損が多発しており、割れにくい点が評価されたようだ。

 この窓が海外の鉄道に採用されたのは初めて。

道内では、列車の高速化が進んだ1990年代、冬場に車両に付いた氷雪が落下し、

その塊が線路に敷いた砕石をはね上げたり、氷雪自身が飛んだりして、

列車の窓にぶつかり破損させる事故が目立つようになった。

このためJR北海道は東邦シートフレームと割れにくいプラスチックの一種「ポリカーボネート」を

使った窓を開発。2006年から導入を進めている。

 東邦シートフレームによると、この窓は従来の強化ガラス製と比べてコストは

2倍ほどかかるが、200倍超の強度がある上、重さも3分の2と軽く、断熱性にも優れるという。

 マレーシアでは、国鉄車両に投石して乗客を驚かせるいたずらが横行し、窓の破損が問題となっている。

ポリカーボネートの窓はJRでの導入以来割れたことがない点などをマレーシア側が評価。

4月に東邦シートフレームに、全車両の約1割に当たる228両の窓約6千枚を発注した。

 同社によると、マレーシアは、数年かけて約6千枚の取り換えを終えた後、追加発注も計画しているという。

窓を開発した同社の佐藤仁彦・北海道ポリカグループリーダーは

「北海道の過酷な環境下でも割れない窓を、マレーシアでの採用を弾みに世界に売り込んでいきたい」と

話す。

(五十地隆造)

 

ということですが、マレーシアには日本製車両のお下がりの車両がたくさんいますね

 

あと中国製の新型車両いますね

 

あと、マレーシアの警察当局には、列車に投石をすることを強く摘発してほしいですね