北海道新聞 帯広版に乗っている記事ですが

 

 

「カレー食べたい」で道先表示 AIのバス案内窓口設置 帯広駅前ターミナル

2018.07.02 05:00北海道新聞 帯広版

 

画面上のキャラクターがバスや観光案内をする、帯広駅前のバスターミナルに新設されたAI窓口

 

十勝バス(帯広)とおびうん観光(同)は、

1日、JR帯広駅前のバス待合所「バスターミナルおびくる」に、人工知能(AI)を使って

バスの出発時刻や観光情報を案内する窓口を設置した。

待合所に設けたモニター画面上の仮想キャラクターに希望する目的地を伝えると、

バス乗り場や出発時間を対話形式で教えてくれる仕組み。

待合所周辺の飲食店や十勝管内の観光名所の案内も可能で「カレーが食べたい」などと話しかけると、

店までの地図やメニューを案内する。

現在、約300の観光施設の案内が可能となっている。

随時AIの学習機能を充実させて案内先を増やしていく。

 

 サービスは、バス路線検索アプリ「もくいく」を手がけるソフトウエア開発の

ユニ・トランド(東京)と、AIシステム開発のデジタルアテンダント(同)が共同で開発した。

 訪日客向けに英語対応も可能だ。

十勝バスの長沢敏彦事業本部長は「増加するインバウンド(訪日外国人客)に

対応できるように今後、中国語や韓国語の機能も加えていきたい」と話している。