毎日新聞にのっている記事ですが

2018.04.25 11:30 毎日新聞

 

 

用水路で区分された右奥が加須市、右手前が群馬県板倉町、左側が栃木県栃木市。

この3県境に至るアプローチ道路(左)などが整備された=2018年4月19日午後0時38分、中山信撮影

 

 埼玉、栃木、群馬の三つの県境が交わる「3県境」を貴重な観光資源としてPRを強化しようと、

関係する埼玉県加須市、栃木市、群馬県板倉町は今月、観光客が気軽に訪れることができる

アプローチ道路を整備した

全国で40カ所以上とされる3県境の多くは山や川にあり立ち入りが難しいが、この3県境は

平地にあるため、全国で唯一の「3歩で回れる3県境」として売り出している。

 この3県境は渡良瀬第一貯水池(谷中湖)南西側の田んぼの中にある。

もともとは渡良瀬川の流路だったが、明治末期に足尾銅山鉱害対策などによる流路変更で

旧河道は埋め立てられて水田などになり、県境は未画定となった。

 

2016年1月から改めて測量が行われ、Y字形をした用水路の接点にあった標柱を3県境と確認。

同3月末に2市1町の首長が行政区域境界確認書に調印し、連携して観光スポットとしての

活用を進めている。

その後、全国でも珍しい「平地の3県境」として訪れる人が増えた。

しかし、現場にたどり着くには民有地を通らなければならず、雨が降ると土がぬかるんで

歩きにくいなどの難点があった。

 このため3市町が共同で栃木市側の民有地を買い上げ、周辺道路からアスファルトで舗装した

アプローチ道路(総延長約60メートル、幅約2m)を整備。

標柱の周囲も擬木柵で囲い、中に砕石を敷いた。

 加須市の担当者は「周りの風景にも配慮して整備した。

歩きやすくなった3県境に多くの人が来てほしい」と話している。

問い合わせは加須市北川辺総合支所地域振興課(0280・61・1205)。【中山信】

位置・アクセス

北緯36度12分27秒、東経139度39分50秒

 

東武日光線柳生駅の東、約400m

道の駅きたかわべの南東、約400m

住所

群馬県板倉町海老瀬、

栃木県栃木市藤岡町下宮、

埼玉県加須市小野袋

 

周辺地図

 

3県境の用水路の写真

 

立て看板付近 周辺整備前

 

立て看板 拡大

 

詳しくは、埼玉県加須市HP

三県境のアプローチ道路を整備しました

 https://www.city.kazo.lg.jp/sports/kankou/kankou/spot/16417.html

群馬県板倉町HP 

歩いて行ける!「三県境」

 http://www.town.itakura.gunma.jp/cont/s021000/d021010/20160609113735.html

 

 3県境チラシ

 

拡大

 

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