北海道新聞 空知版に乗っている記事ですが

 

 

札沼線紹介、新十津川町がDVD制作 新十津川駅で27日発売

2018.04.21 05:00 北海道新聞 空知版

 

 

新十津川町が制作したJR札沼線を紹介するDVD

 【新十津川】

新十津川町は、JR札沼線を通してマチをPRしようと、列車が町内の田園地帯を走る

四季の映像や終着駅・新十津川駅での住民のもてなし活動の様子を記録したDVDを制作した。

開通までの歴史にも触れており、27日から同駅内に開設する観光案内所で限定販売する。

 DVDは本編32分とダイジェスト2分で構成した。

昨年5月から10カ月かけて撮影し、黄金色の稲が実った秋の水田や、

雪が降る中を走る列車の姿などを収録した。

小型無人機ドローンを使い、普段は見ることのできない上空からの映像も楽しめる。

 同駅近くにある保育所の園児が乗客を出迎える様子や、観光客に囲まれる駅長犬ララの

人気ぶりなど、住民による活動も紹介。

1935年(昭和10年)の開通までの誘致活動や、戦時下にレールが外された歴史などを

当時の写真とナレーションで振り返っている。

 DVD制作は、町がほかのPR動画と合わせて500万円で制作会社に委託した。

3千枚作り、1枚1,500円で販売する。

町は「さまざまなイベントでもDVDの映像を流して観光振興に役立てたい」と話している。

(坂口光悦)