北海道新聞に載っている記事ですが
雪はね豪快ラッセル車 JR北海道、山間部で毎日運行
2018.02.27 17:00 北海道新聞
豪快に雪をはね飛ばしながら走るラッセル車=石北線伊香牛~愛別間(いずれも伊丹恒撮影
運転席で慎重にレバーを操作する乗務員たち。GPSの画面が周囲を照らす=JR石北線の上川~白滝間
道北などで記録的な大雪となった今冬の道内。
山間部などの豪雪地帯にあるJR北海道3区間は毎日、除雪が必要なため、
ラッセル車が定期運行中だ。うなりを上げて雪に挑んでいる。
石北線の旭川~白滝、函館線の苗穂~長万部、宗谷線の旭川~南稚内の3区間。
昨年12月からラッセル車が定刻に1日1往復する。
JRは雪を飛ばす力が最も強いディーゼル機関車計13台を投入。
いずれも製造年は1973~83年と年季が入っているが、威力は今も衰えない。
石北線では午後2時前にラッセル車が旭川駅を出発、86㎞ロ離れた、オホーツク管内遠軽町の
白滝駅との間を約8時間かけ往復する。
時速約50㎞ロ。3人の乗務員は車両先頭の「除雪羽根」を操作し雪を脇に飛ばす。
運転席の衛星利用測位システム(GPS)の画面には踏切など、線路沿いの障害物の位置が表示され、
乗務員は画面を見ながら、接触しないよう羽根を動かす。
車窓からは視界不良なだけに、安全運行に欠かせない情報だ。
操作レバーを握る乗務員は「気が抜けません」と張り詰めた表情を見せる。
運行は3月中旬まで続く。
厳冬の鉄路を守る 石北線のラッセル車 北海道新聞 公式動画
石北ラッセル DE15 2511 2014.1.19
最近、ディーゼル機関車で除雪を行うのは少なくなっています。
代わりに、排雪モーターカーを使っている路線が増えています。
排雪モーターカー