北海道新聞に載っている記事ですが

 

さっぽろ駅南北線-東豊線 通路の柵、1日から撤去 乗り換え、専用の新改札で

2017.08.31 05:00

札幌市営地下鉄東豊線

札幌市営地下鉄南北線

 

 

 札幌市は9月1日、市営地下鉄さっぽろ駅の

南北線、東豊線の乗り場をつなぐ連絡通路の柵の撤去を始める。

柵は地下を南北方向に歩く人の流れを一部遮断していたことから、

撤去により移動をスムーズにするのが狙い。

1日からは両路線の乗り換えは、改札をいったん出る方法に改める。

一方、乗車経路が最短ではなく、遠回りして乗り換える場合は

追加料金があらたに生じるため、注意が必要だ。

 さっぽろ駅の南北線と東豊線の乗り場は東西に約250m離れ、

その間を連絡通路で結んでいる。

現在は改札を出ずに両路線の乗り換えができるよう改札内扱いの

連絡通路が設けられ、乗客以外も通れる改札外の通路とは柵で仕切られている。

 ただ、この柵が2011年に開通した札幌駅前地下歩行空間(チカホ)への

利用者らの通行を遮っており、市は撤去を決定。

9月1日から順次作業を始め、10月末までに終える予定だ。

 撤去で両路線の乗り場は分離されるため、

市は、一度改札を出ても乗り換えることができるよう改札機のシステムを改修。

黄色の専用改札機を3台ずつ設置し、

この機械を通した切符は手元に戻り、再入場できるようにする。

一方の改札を出た場合、30分以内にもう一方の改札を通る必要がある。

 また、改札機の改修で乗り換えた通過記録が残るため、

9月1日からは、最短経路で乗ったかが分かるようになる。

例えば、南北線の麻生駅から乗り、

さっぽろ駅ではなく、大通駅で東豊線に乗り換え、

北方向に向かう「遠回り乗車」をした場合は、通過記録がないため

さっぽろ~大通間を2回乗車したと判断され、追加料金がかかる。

現在は乗り換えた駅が判別できないため、遠回り乗車は「不問」だった。

 市交通局は、1日から当面の間はさっぽろ駅の改札口に職員を常駐させ、

乗客の問い合わせに対応する。

 

 

続いて、札幌市交通局HPに乗っている内容の抜粋ですが

http://www.city.sapporo.jp/st/passageway.html

 

柵撤去前の乗り換え

これまでは連絡通路を通って乗り換えていただいており、

改札機を通るのは乗車時と最終降車時のみでした。

 

柵撤去後の乗り換え

改札を一旦出場する方法に変わります。出場後は30分以内に入場をお願いします。

30分を過ぎると、新たな乗車として運賃をいただきますのでご注意ください。

 

・出場時は南改札口に新たに設置される

黄色の改札機(のりかえ改札機)をご利用ください。

 

黄色以外の改札機で出場するとさっぽろ駅で最終降車した扱いとなり、

きっぷが出てきません。また、出場後30分を超えると、

出場時に改札機を通したきっぷでは入場できなくなりますのでご注意ください。

・ICカードでの具体的な乗り換え方法

ICカード(SAPICA、敬老ICかード、福祉乗車証、その他交通系ICカード)が

使える全ての改札機で出場・入場ができます。

出場後30分を超えた場合、入場はできますが

新たな乗車(さっぽろ駅からの乗車)となり、

最終降車時はさっぽろ駅からの運賃を引き去りますのでご注意ください。