東京新聞HPに載っている記事ですが
リカちゃん誕生50年 「カワイイ」の力
2017.07.08 東京新聞 土曜日版【考える広場】欄
2017年7月8日
着せ替え人形の「リカちゃん」が今月、発売から五十年を迎えた。
少女たちの夢や秘めたる思いを受け止めてくれるアイドルにして大切な友達。
その「カワイイ」の力は今も少女たちを励まし続ける。
◆友達であり心の支え NMB48・市川美織さん
市川美織さん
幼稚園のころ、誕生日の朝に起きたら枕元にリカちゃんがいました。
外で遊ぶよりはおうちで人形と遊ぶのが好きな子だったので、
そこにリカちゃんが加わり、よくおままごとをしました。
私にとってリカちゃんは心が通じ合う親友です。
あこがれの女性でもあります。
「きれい」よりは「かわいい」。ちっちゃくて、きゃしゃな体形。
ちょっとぷくっとした顔は人間味があり、日本女性のかわいらしさそのものです。
ファッションもあこがれ。その時の最先端を行っていて、
「こういうの着たいなあ」と。
私なりに「かわいい」を追究してきました。
自分のことをかわいいと思ってなきゃアイドルじゃありません。
おうちの外に出る瞬間からアイドルです。
ずっとONの状態で、本当の自分を忘れてしまうぐらい。
ただ、48グループで活動をしていると、かわいいのは当たり前で、
プラス何かを持ってないと生き残れません。
思い付いたのがレモンというキャラ設定。
「フレッシュレモンになりたいの~♥」を
キャッチフレーズにしました。
悩んでレモン離れをしたこともあります。
結局、またレモンキャラに復帰したんですが、
その試行錯誤を通じて自分の人間としての一面に気付きました。
「リカちゃんにはなれないな」って。
でも、失敗をして人間は成長していくと思ったし、
そういう分岐点をつくるのも自分って。
だから、今の私はアイドル、レモン、人間の三つを兼任しています(笑い)。
来年公開の主演映画「放課後戦記」は
教室で生徒たちが殺し合うハードな映画です。
オーディションでは、監督の言葉に触発され、
心の奥に隠していた憎しみや悔しさといった自分でも知らない気持ちが
表情に出たらしく、それが評価されて合格しました。
今後はもっと人間になって、リカちゃんを超えていかなきゃいけないのかなあ。
でもやっぱり、リカちゃんはいつまでも友達であり、支えです。
リカちゃんのように、いつまでもかわいらしくありたい。
今、日本の「カワイイ」が世界中で人気ですよね。
それは、ずっと子どもでいたいということではなくて、
無理して大人になる必要はないということだと思います。
かわいいものが好きなら、素直にそう言えばいい。
自分をうそで固めるより、好きなように生きる方が魅力的です。
(聞き手・大森雅弥)
〈いちかわ・みおり〉 1994年生まれ、埼玉県出身。2010年、AKB48に加入。
14年、NMB48に移籍。8月2日にNMB48の新アルバムが発売予定。
主演映画「放課後戦記」が来年公開予定。
みおりんは、レモンキャラをやったから、人気が出たと思いますよ。
そうじゃなかったら、人気が出なかったし、
大勢のメンバーの中に埋もれていたかもしれませんね
そして、去年、一度、レモンキャラを封印したら、総選挙81位となりまして
今年、レモンキャラを復活していたら、61位に戻ることが出来ましたね
これからは、年齢に合わせた、レモンキャラを続けてほしいですね
この記事は、東京新聞のほか、中日新聞、北陸中日新聞に乗っていたそうです
中日新聞の紙面
レモンキャラのみおりん



