UHB北海道文化放送(フジテレビ系)ニュースで放送されたことですか

 

北海道天塩町では、町民が車を「相乗り」して、別のマチに移動する、

新たなサービスを検討しています。

その名も「ライドシェア」。新たな交通手段の形とは?

  http://uhb.jp/news/?id=1197

 吹雪のなか、北海道稚内市を目指し、

車を運転する天塩町の計良徹さん(46)。

後部座席には、同じ町内の岡田徹さん(86)が乗っています。

 

徹という名前も一緒で、一見知り合いのようですが…。

実は2人は今回、初めて会いました。

 

  計良徹さん:「(以前は)郵便局で働いていた。

この吹雪以上の吹雪でも、配達していた」

 

  岡田徹さん:「安心して(車に)乗せてもらえる」

 

  知らない人同士が、車を“相乗り”する理由には、マ

チの事情が大きく関わっています。

 

  人口3,000人余りの天塩町。

過疎化が進む町の課題は、不便な交通網です。

 

 天塩町 齊藤啓輔副町長:

「JR宗谷線の減便問題や、生活の足を確保しなければならない課題があって、

稚内市が生活圏なのに、直通の公共交通機関がない」

 

  天塩町から稚内市までは、約70㎞。公共交通機関を使って行くには、

バスとJRを乗り継ぐ必要があります。

 

  しかし、便数が少ないうえ、片道3時間以上かかる場合もあり、

日帰りは、ほぼ不可能です。

 

  一方、車であれば、片道1時間余りで移動することができるのです。

 

  そこで、町は自動車の“相乗り”サービスを展開する会社

「notteco(のってこ)」に協力を依頼。

町によりますと、自治体の間を移動する相乗りサービス

「ライドシェア」を取り入れるのは、“全国初”です。

 

  notteco 東祐太朗社長:

「天塩町から稚内市に行く人で(車の)席が空いている人と、

稚内まで誰か乗せて…という人をマッチングさせる」

 

  この日の説明会には、町民40人以上が参加。関心の高さから質問が相次ぎました。

 

  町民:「(相乗りしている人が)途中で具合が悪くなったら、運転手が困ると思う」

 

notteco 東祐太朗社長:「緊急時や(同乗者の)容態が

悪くなった時の対応についても、マニュアルを整備していく」

 

  この日行われた、テスト走行。

稚内市の会社で働く計良さんが運転する車に、病院に通う岡田さんが"相乗り"

 

  相乗りを希望 岡田徹さん(86):

「ありがたいどころじゃない。本当に“相乗り”させてもらえるのか、

初めは半信半疑だった」

 

  一方、引き受けた計良さんは。

 

  相乗りを引き受けた 計良徹さん(46):

「自分ひとりで行くのと、人を乗せるのとは全然違うので、

不安はあったけれど、困っている人を助けたいと思った」

 

  町は、希望者を募って、3月から相乗りの実証実験を始める予定です。

 

  天塩町 齊藤啓輔副町長:「(天塩町は)人口の少ない町。

大きな流れができる話ではないかもしれないけれど、

直通の公共交通機関に代わる交通手段が、小さな一歩であっても、

設定されることは有意義なこと」

 

ということで、UHBでは昨日放送されたようですが

HTB(北海道テレビ放送・テレビ朝日系)やSTV(札幌テレビ・日本テレビ系)では

今日取り上げるようです。

この取り組み、私が思う問題点としては、インターネットができない人は

どうやって利用するのか、また、交通事故を起こした場合の対応など非常時の

対応をきちんと整備する必要がありますね。

 

notteco HPhttps://notteco.jp/

nottecoブレスリリース

[お知らせ]北海道北部の天塩町にて、

地方都市専用サービスの提供に向けて取り組んで参ります。

https://cp.notteco.jp/news20170117-2784.html

https://cp.notteco.jp/wordpress/wp-content/uploads/2017/01/d17060-5-pdf-0.pdf