オリコンニュースに乗っている記事ですが
【2016新語・流行語】大賞は「神ってる」 今年も芸能ネタ逃す
2016.12.01 17:00 オリコンニュース
その年話題となった新語・流行語を決定する年末恒例の
『2016 ユーキャン新語・流行語大賞』(現代用語の基礎知識選)が
12月1日に発表され、「神ってる」が年間大賞に選ばれた。
各分野からバランス良く言葉が生まれ、
“豊作”と言われた今年の流行語候補だったが、
唯一の年間大賞を獲得したのは、「神がかっている」さまを
表現した省略語だった。プロ野球・広島カープの緒方孝市監督が
6月18日、2試合連続サヨナラホームランを放った鈴木誠也選手の
神がかった活躍を「神ってる」と表現した。
広島カープの鈴木誠也選手
それ以来、この言葉は球団全体の好調ぶりを象徴するようになり、
チームは1991年以来25年ぶりのリーグ優勝を達成した。
広島の勢いとともに「神ってる」も使いやすさから世間へ広く浸透。
チームは惜しくも日本シリーズで破れ日本一を逃したが、
「神ってる」が流行語の頂点を獲得する運びとなった。
そのほか、トップ10には
「ゲス不倫」「聖地巡礼」「トランプ現象」「PPAP」
「保育園落ちた日本死ね」「(僕の)アモーレ」「ポケモンGO」
「マイナス金利」「盛り土」が選出された。
また、『選考委員特別賞』として「復興城主」が受賞した。
2014年は「ダメよ~ダメダメ」、13年は「じぇじぇじぇ!」
「倍返し」「今でしょ!」、12年は「ワイルドだろぉ」など、
数年前までは芸能ネタが大賞を受賞していたが、
昨年に続き今年も大賞を逃した。
同賞は1年の間に軽妙に世相を表現している“言葉”、
広く大衆の目や口、耳をにぎわせた“言葉”の中から選出。
11月17日に大賞候補30語が発表されていた。
(2016新語・流行語】
「大賞受賞語」:受賞者
◆「神ってる」:緒方孝市監督、鈴木誠也選手(広島東洋カープ)
「トップテン受賞語」:受賞者
■「ゲス不倫」:週刊文春編集部
■「聖地巡礼」:富田英揮氏(ディップ代表取締役社長 兼 CEO)
■「トランプ現象」:なし
■「PPAP」:ピコ太郎(シンガーソングライター)
■「保育園落ちた日本死ね」:山内志桜里氏(衆議院議員)
■「(僕の)アモーレ」:長友佑都選手(伊・インテル)、平愛梨(女優)
■「ポケモンGO」:株式会社ナイアンティック、株式会社ポケモン
■「マイナス金利」:日本銀行
■「盛り土」:受賞者辞退

