北海道新聞に乗っていることですが

 

おやすみ「キマロキ」 SL排雪列車に冬囲い 名寄

2016.10.23 07:00 北海道新聞

 

冬囲いが行われたSL排雪列車「キマロキ」

 

 【名寄】本格的な冬の訪れを前に22日、

市北国博物館前に展示されているSL排雪列車「キマロキ」の

冬囲い作業が行われた。

 

 旧国鉄時代に活躍したキマロキは、

機関車、マックレー車(雪かき車)、ロータリー車(排雪車)、機関車の編成。

1976(昭和51)年に旧国鉄から無償貸与され、

93(平成5)年に現在地に移し、最後尾に車掌車を連結して展示している。

JR北海道の準鉄道記念物に指定され、多くの鉄道ファンが訪れている。

 

 この日の作業には、国鉄OBや市民でつくる

名寄キマロキ保存会(中田一良会長)の会員ら17人が参加。

全長75mの車両を鉄パイプを組んで囲い、

長さ9m、幅7mのビニールシートを2重にして覆った。

冬囲いは来年4月の連休前に外される。(西野一弥)

 

このキマロキとは

機関車の「キ」

線路沿いの雪壁を崩し、雪を線路上にかき集める

マックレー車(マクレーン車・マックレーン車とも呼ばれている)の「マ」

そのかき集められた雪を遠方に投げ飛ばすロータリー車の「ロ」

最後尾の機関車の「キ」の4両の編成からなっています。

それらの頭文字からキマロキと称される。

回送時には4両の車両は連結されている

(マ-ロは特殊な連結器を用いる)が、

除雪時にマックレー車とロータリー車は切り離される場合が多く、

その時は「キマ」+「ロキ」の2両編成2本となって作業時にはキマが先行し、

若干の間隔を開けてやや後ろをロキが追従する形態で運行される。

 

マックレー車(模型)

 

ロータリー車 古い形式

 

そして、写真だけではわからないので動画をのせます。

1961(昭和36)年の話で 除雪の話は動画の 5分頃からです。