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AKB向井地がさや姉とケンカ? ゆきりんとキス?青春映画あるあるMV解禁

2016.04.29 04:00 オリコンニュース

 

人気アイドルグループ・AKB48が、向井地美音(18)初のセンター曲で

選抜総選挙直前シングル「翼はいらない」(6月1日発売)の

ミュージックビデオ(MV)を初公開した。

学生運動が盛んな1972年を舞台にしたMVは、70年代“青春映画あるある”を

オマージュしたシーンが散りばめられている。

 

 ドラマ仕立て(12分)のMVは、同じ下宿に住み、同じ大学に通う、

フォークシンガーの彩(山本彩)、バレーボール選手の由紀(柏木由紀)、

詩人の麻友(渡辺麻友)、ドキュメンタリー映画の監督を目指す美音(向井地)の

4人が主人公。

悪い男に騙される麻友、美音に思いを寄せる由紀、美音と彩の取っ組み合いのケンカ、

銭湯で語り合う4人といった演技が見どころだ。

 

監督は『私をスキーに連れてって』などで知られる、ホイチョイ・プロダクションズ代表の

馬場康夫氏。

「モチーフは1970年代のフォークソングとうかがったので、70年代の青春映画の

“あるある”を集めた脚本を書き、その予告編をPVにしてみました」と説明するように、

学生運動、銭湯、旅立ちの「あずさ」号、純喫茶、ダイヤル式公衆電話などなど、

70年代初頭の日本の情景が次々と登場する。

 

新曲で初センターを務めた向井地は、子役時代に人気ドラマ/映画シリーズ

『アンフェア』で篠原涼子(42)と香川照之(50)の娘役を演じたことで知られる。

「演技に関しては、子役時代の感覚を覚えているわけではないので難しかったのですが、

山本彩さんとけんかするシーンや、ゆきりん(柏木)さんといろいろとあるシーンとか(笑)、

多様な要素があって楽しかったです。

ゆきりんさんの演技が個人的にも好きなので、すごく勉強になりました」とニッコリ。

 

  アコースティックギターを弾くシーンでは

「何日も前から練習をして、ゆっくりとなら弾けるようになったんですけど、

難しかったです」と言い、銭湯で語り合うシーンでは「すぐのぼせてしまって大変でした」と

悪戦苦闘した。

 

  それでも「年上の方にとっても親しみやすいMVになっていると思いますし、

逆に若い世代の方にも、こういう時代があったんだなと、知っていただけるような

MVになっていますので、『歌を通して一つになれる』というテーマを、

歌とともに感じていただけたらうれしいです」とコメントした。

 

 なお、ドラマパートでは、歌手で俳優の上條恒彦(76)が特別出演。

「まだ風の冷たい頃の撮影でしたが、皆さんとてもお元気で

“我慢強い子たちだな”という印象。

自分の孫より若い人たちとご一緒できて光栄でした」と共演を喜んだ。

ほかに、小木茂光(54)、笠原秀幸(32)、桜田通(24)が出演した。

 

1972(昭和47)年といいますと、私は4歳でした。