北海道新聞に乗っている記事ですが
北海道新幹線、割引切符のお値段は?
九州、2枚組み30%引き/東日本は列車指定35%引き
2015.10.26 07:42
JR北海道が年内にも示す北海道新幹線の割引切符の料金に、
利用者らの注目が集まっている。
JRは13日に運賃と特急料金を合わせた普通車指定席などの
総額を発表したが、
道外では「新幹線の実勢価格は割引切符が決める」(専門家)との
見方があるためだ。
東京~新函館北斗間の普通車指定席の総額は22,690円。
北海道新幹線の総額は、距離に換算すると全国で最も高いため、
地元の函館からは
「利用しやすい割引切符を導入して需要の掘り起こしを」と
願う声が上がっている。
北大大学院の岸邦宏准教授(交通計画学)は、
津軽海峡線の特急乗客へのアンケートなどから、
利用者が東京~新函館北斗間について
「買いたいと思う」総額は16,750円を想定していると分析した。
同区間で「買いたいと思う」上限は20,690円という。
JR北海道は、ネットを利用した早割で
新函館北斗~新青森間7,260円が4割引きの4,350円に
なる切符などを検討している。
全国の新幹線では、割引切符の利用が浸透している。
2011年に全線開業した九州新幹線。
熊本市内のシンクタンク、地方経済総合研究所勤務の内田祐史さん(61)は
「定価ではほとんど乗った記憶がない」。
出張で使うのは駅窓口で買える最大約30%引きの2枚組み切符。
妻が博多へ買い物に行くときは事前予約のインターネット割引切符だ。
JR九州によると、九州新幹線の割引切符は現在、
列車や区間別、周遊券など計約30種類。
しかし、開業当初は種類が限られ、
バスと競合する博多~熊本間などで利用が低迷した。
同社は急きょ、開業3カ月後の11年6月、同区間に定価の
ほぼ半額で買い物券付きの割引切符を導入。
13、14年にも各駅停車限定、インターネット予約限定などの
割引切符を続々と打ち出した。
博多~熊本間の利用客も11年度から4年連続伸びた。
JR東日本は東北、秋田など新幹線5路線で、
ネット購入すると列車指定で25%引きや、35%引きになる切符などを販売。
現在、JR各社では、インターネット予約をしていますが
ネット予約では、クレジットカード引き落としのため
クレジットカードが必要です。
きっぷの受け取りは、駅での受け取りになります。
JR東日本などでは、携帯画面や、専用ICカードなどの
チケットレスサービスをしています。
普通に駅で買うことができる割引きっぷも設定すると思いますが
ネット予約よりは高くなると思います。
