まず、北海道新聞に乗っている記事ですが

 

利用少ないJR札沼線 浦臼~新十津川間1日1往復に減便へ

2015.09.30 11:24 北海道新聞

  
  

 JR北海道が来年3月のダイヤ改正で、

札沼線(学園都市線)の浦臼~新十津川間(13・8㎞)について、

現在の1日3往復から1往復に減便する方向で

調整していることが29日、分かった。

利用客が少なく今後の増加も見込めないため。

 

 浦臼―新十津川間の輸送密度(1㎞ロ当たりの1日平均輸送人員)は

明らかにされていないが、同区間を含む

北海道医療大学~新十津川間は81人(2014年度)で

JR北海道が公表する区間別では最低。

全道平均の4791人を大きく下回っている。

 

 JR北海道は昨年、新十津川町に対し

「札沼線も廃止に向けて話をしたい」と打診している。

今回、浦臼~新十津川間の廃止にまでは踏み込まなかったが、

通勤・通学客が少なく減便しても影響は限定的と判断したもようだ。

近く沿線の空知管内新十津川町と浦臼町に説明し、

理解を求めるとみられる。

 

続いて、JR北海道HPプレスリリースの抜粋ですが

ご利用の少ない駅や列車の見直しについて

 

車両や施設の老朽・劣化が著しく進行していますが

これらの更新・修繕する費用が不足していますが、

安全を確保して運行を続けるために

平成28年3月に、利用の少ない駅・列車などの見直しが必要になります。

 

1,普通列車用気動車キハ40について

  

キハ40車両

 

この車両の使用を開始してから33年~40年と老朽化が著しくく進んでいて、
故障・使用不能などが頻発し、
安全・安定運行を確保するには、使用に耐えない車両は廃車するしかなく、
また、これらの列車に乗る人も少なくなっていますので、
JR北海道発足してから
運転本数を見直していないので、
1列車あたりの乗車人数もの少なくなっています

 

このような理由により気動車で運転する普通列車の編成両数・運転本数を

15%削減する必要があります。

 

2,利用する人の少ない駅の廃止

 

JR北海道には、

「利用実態がほとんどない駅」

「駅周辺に生活上必要としていない民家がない駅」

があります。

これらの駅のように利用がない駅でも、除雪や、駅舎の修繕など

様々な、維持管理が必要ですが費用や、人員が足りなくなっています。

 

そのような理由で、極端に利用の少ない駅の廃止を、計画的に

進め、平成28年3月向けで駅廃止の調整を進めるそうです。
 

  

 

詳しくはこちら

 http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2015/150930-1.pdf