読売新聞にのっている記事ですが

 

2015年04月07日読売新聞

  

3月13日の運行を最後に引退した711系電車

 

 「赤電」の愛称で親しまれ、

3月13日の運行を最後に引退した711系電車が

岩見沢市内の農場で第二の人生をスタートさせることになった。

鉄道ファンらで作る「北海道鉄道観光資源研究会」が、2

両をJR北海道から買い取り、農場にレールを敷いて展示。

7月に農場内にオープンするレストランから見られるようにするほか、

アイスクリームなどが食べられる休憩所や

写真ギャラリーとしても使われる予定だ。

 

 道内の鉄道ファンら約50人でつくる研究会は、

廃線跡や廃駅など、道内に点在する鉄道遺産を残し、

観光などに役立てる方法を考える活動をしている。

2月下旬、引退した赤電は全車両が解体されることがわかり、

「北海道向けに初めて製造された電車として貴重な鉄道文化遺産を、

なんとか保存したい」と利活用を考えるプロジェクトを始めた。

 

 会の代表で札幌市の旅行会社社員永山茂さん(55)と

親交のある農場に敷地や資金を提供してもらえることになったが、

購入や運搬などにかかる費用約500万円がネックに。

農場が提供する資金だけでは不足するため、

インターネットを通じ、プロジェクト向けの資金集めを3月25日に開始。

わずか4日間で目標額の234万円を超え、

6日までに約370人から約350万円が集まった。

学生時代に利用した人などから

「現地に再会にいきたい」

「末永く残して」などと全国からメッセージも寄せられた。

 

 永山代表は「鉄道ファンだけでなく一般の方が参加してくれている。

赤電に熱い思いを持っている人が全国にいることがわかった」と

感激しつつ、目標額を超えた分は展示開始後の

整備や保守にあて、出来る限り長く保存できるようにする考えだ。

 

 資金集めは15日まで行われており、

提供額に応じポストカードやレストランでの食事券、

列車の運行駅間を示す行き先表示板の実物などの「お礼」も用意されている。

 

 

この引き受けた、岩見沢市内の農場とは

岩見沢市栗沢町上幌にあります

道下産地(株)という会社だそうです。