たまに書く、まじめな話なのですが
今日の毎日新聞、女の気持ち欄に、のっている事ですが
女の気持ち:詩「子ども」 埼玉県羽生市・岩崎久美子(主婦・71歳)
毎日新聞 2014年06月13日 東京朝刊
一部加筆
この詩(ドロシー・ロー・ノルト(米国の教育学者)作)は、埼玉県発行の
広報紙「彩の国だより」で、
知事さんがコラムとして教えてくれたもので忘れられないものです。
詩 子ども ドロシー・ロー・ノルト(米国の教育学者)作
批判ばかりされた子どもは、非難することをおぼえる
殴られて大きくなった子どもは、力にたよることをおぼえる
笑いものにされた子どもは、 ものを言わずにいることをおぼえる
皮肉にさらされた子どもは、鈍い良心のもちぬしとなる
しかし、
激励をうけた子どもは、自信をおぼえる
寛容にであった子どもは、忍耐をおぼえる
賞賛を受けた子どもは、評価することをおぼえる
フェアプレーを経験した子どもは、公正をおぼえる
友情を知る子どもは、親切をおぼえる
安心を経験した子どもは、信頼をおぼえる
可愛がられ抱きしめられた子どもは
世界中の愛情を感じとることをおぼえる
(「あなた自身の社会 スウェーデンの中学教科書」所収)
1人暮らしの私はこの詩をノートに書き写し、日々人間らしく心やさしい人に
なろうと思っています。
夫が急逝して12年目で、子どもはいません。
しかし、むなしく生きるより心豊かな人生であったと、思える生涯をと思っています。
本や新聞、コラム「女の気持ち」などを夜遅くなっても読み、1人の時間を使って
私自身のために生きています。
過去を失い(両親の死)、現在を失い(伴侶の死)、未来(子ども)の
ない私ですが、一生懸命生きていこうと思っております。