昨日テレビ朝日系で
放送しました、
トリハダ㊙スクープ映像100科ジテンで、
取り上げられていたことなのですが
2006年12月4日
ワシントンDC発ダラス行きのアメリカン航空便が
途中にあるナッシュビルの空港に緊急着陸した。
原因は、女性の乗客が飛行中、
自分の放屁のにおいを
隠そうとしてマッチで火をつけたため。
それによると、他の乗客からマッチの燃えた匂いがするとの
通報があったものの、
女性はその場では名乗り出なかったという。
同空港のスポークスマンは
「もちろん彼女には怖さと恥ずかしさもあったでしょうが、
乗客全員が飛行機を降りざるを得なかったうえに、
検査犬を導入するなどして全荷物を検査しなくてはならず、
事態収拾までに約3時間かかりました」と語った。
女性には同じ便への再搭乗は許可されず、
アメリカン航空の利用も拒否された。
ただ同スポークスマンは
「悪意があった訳ではなく不測の出来事だったので、
彼女は何ら罪には問われません」としている。
とのことですが
皆さんに、考えてもらいたいのは
同じ飛行機に乗っている人から
「誰だー、おならした人?」と、笑われるのと
硫黄の臭いで、爆発物と疑われ
航空会社や、他の乗っている人に
多大な迷惑を与えることになる
この2つのどちらがいいですか
私は、黙って、おならをして
平然な顔をしていると思います。
あとちょっと調べて見ましたら
確かに、おならの臭いは
硫黄で消えたように見えますが
ただ、おならの臭いと、
硫黄の臭いが入れ替わっただけ
のようです。
この時は搭乗拒否と利用停止だけで、済んだようですが、
普通なら損害賠償請求ものだと思いますよね。
日本では
機内での迷惑行為、
安全を脅かす行為を防止する法律があります
「航空機の強取等の処罰に関する法律」、
「航空の危険を生じさせる行為等の処罰に関する法律」、
「刑法」に加えて、
安全で快適な空の旅を守るため、
2004年1月に「航空法」が改正されました。
「航空法」では、
機内での安全を阻害する以下の行為を禁止しています。
航空機の安全を害する行為
機内の人や財産に危害を及ぼす行為
機内の秩序を乱す行為
機内の規律に違反する行為
指示に従わず行為をやめない場合には、
機長の判断で拘束や目的地以外への
臨時着陸など必要な処置をとることがあります。
また、機長は安全阻害行為等のうち、
特に以下の行為をした者に対して、
この行為を止めるように「禁止命令」を行うことができます。
機長の禁止命令に従わない場合、
50万円以下の罰金が科せられることがあります。
みなさん、
おならを我慢して、マッチの硫黄の臭いで
おならの臭いをごまかそうとして
緊急着陸をして、損害賠償と、
罰金刑という前科が付きますので
みなさん気を付けましょうね