昨日、バスの車両に居眠り検知システムを導入
という話をしましたが
鉄道では、居眠り検知システムは、
早くからあります。
それは、EB(Emergency Brake)装置とも呼ばれる
装置が付いていて、
15㎞/h以上で走行中の列車の運転士が
運転操作を1分以上操作しないと
警報ブザーが鳴るともに警報ランプがついて、
5秒以内に運転操作をするか、
リセットスイッチ(バーまたはボタン式)を操作しない場合、
即座に非常ブレーキがかかる。
という装置です。
運転台の手前にある横棒が
EB装置リセットバーで
これに触れればリセットできます。
また、下記の写真の通り私鉄の1部で
一方で私鉄や地下鉄の場合は、
両手(一部片手)で運転レバーを
いつも持っていて、手を離すと非常ブレーキがかかる
「デッドマン装置」がついている会社があります。
鉄道は、普通の道路を走るにくらべると
安全にできている部分がありますが
行き違い、追い抜きのできない駅には
信号がついていない駅がありますので
列車が止まらなかったり
いつも止まっている所からずれて
しまう事があります。そこのところは、運転手の
器量となる部分があります。