いよいよ受験時期に入ってきましたね。
大学共通試験も明日から始まります。
首都圏の中学受験も埼玉県あたりからスタートです。
ここにきてコロナウイルスの感染も増えてきて、受験生そして家族の方はとても心配だと思います。
今日は私の感染に関する考え方と、私が実行している対策について書きたいと思います。
(私個人の考え方が存分に含まれるので、ご了承ください。医薬品の研究仕事をやってますが、それでもあくまで個人的見解としてお願いします)
まず子供は感染しにくいといわれています。
それは、ウイルスの受容体が大人に比べて少ないからとのことのようです。
先日Yahooにこれまで子供の感染についての記事が載っており、症例は1000例弱、その6割以上は家庭内感染で、学校などからの感染は1割くらいと書いてありました。
あれだけ学校に毎日言って、確実に私の仕事場よりも密な環境で、この感染例なのですから、「感染しにくい」というのは統計的に見てそうなんだろうなと思います。
しかし、それでもある一定以上のウイルス数を体に入れてしまったら、さすがに感染して発症すると思っています。
油断してはいけないと思っています。
ですので、私はできる限りのことをやったほうが良いと思います。
まずは子供に移す6割の家庭内感染。このほとんどは大人が外から持ってきたものだと考えられます。
親は自分がキャリアになっているかもしれないという意識を常に持っておいたほうが良いということです。
家庭では生活を共にするわけですから、気を付けていてもある程度の接触は避けられませんが、それでも外で気を付けていることとできるだけ同じようにふるまうことが大切だと思います。
例えば、
・手洗い、手指消毒の徹底(手洗い後のアルコール消毒)
・家でのマスクの着用
・食事を別にとる・大皿料理は避ける
・寝室を分ける
・加湿する
・タオルの使いまわしをしない(ペーパータオルを使う)
・つけたマスクや鼻をかんだティッシュは個別にビニール袋に入れて捨てる
・歯磨きコップの共用、歯ブラシを近くに置かない
・デスクやテーブル、触るものの消毒
・トイレの清掃
などなど。
完璧にはできないまでも、結構できそうなところはあると思います。
ウイルスの接触は確率論的なところがあるので、私はこれらを実行することである程度効果があると思います。
コロナウイルスはエンベロープウイルスという種類のウイルスで、基本的にはその脂質に覆われている外膜(エンベロープ)が湿度・アルコール・熱には弱いといわれています(ウイルスの種類によって程度は変わるとは思いますが、この外膜が壊れると、感染能力を失い、中の本丸であるRNAも壊れます)。
ですので、まずアルコールによる消毒や加湿は、ウイルスを無効化させるという観点である程度は効果があると思います。(特にアルコール消毒は強力です)
それ以外の行動は、直接的・間接的な接触を避けたり、ディスタンスをとるような行動であり、これはウイルスとの接触機会を減らすという効果があります。
心配性な方は対策をやってもやっても心配が絶えないと思いますが、このウイルスの無効化と接触確率の低減により、感染確率をかなり減らすことはできます。(感染確率ゼロではないです)
例えば何も対策しないと100%感染すると仮定して、上記1個の対策効果が70%(感染確率が70%に下がる)だとすると、それを10個やればその掛け算になるので
0.7×0.7×0.7×0.7×0.7×0.7×0.7×0.7×0.7×0.7=0.028
おおよそ3%にまで減ります。
実際はこんなに単純ではないと思いますが、一つ一つ丁寧に対策することで確実に確率を下げることができるのです。
イレギュラーな対策をすることは非常にストレスになり、「やってられるか」という気持ちになりそうですが、でもあと数週間です。
できる限りのことはやりましょう。
↓私の会社でも使ってます。 ヒビスコールはアルコールだけでなく除菌効果もあります。
医薬品の製造所などでも使われています。
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