ギブアップ診療です。

裏に1985年とありました。動けば大したもの。

 

最初の写真撮ってなかったので、治療の終わった写真

汚れてたので綺麗に掃除しました。

びっくりするくらい綺麗になりました。

 

診療の方は大変でした。

聞かなかった僕が悪いのですが

治療でずいぶん改造の跡が

蓋を開けてみると

銅のテープ?

次は腐食した電池端子

スイッチの方は少しテカってますが、まだ大丈夫そうですね

問題の銅テープ

スイッチの端子が擦り減ったのでしょうか?

そして、ポリウレタン線?

しかも、ジャンパを剥がして、接続?

ジャンパではなく抵抗の場合がるので、抵抗があっても接触不良ではないので

断線以外は剥がしてはいけません。こうなったら、抵抗値が不明で修理不可能になります。

注意しましょう。ちなみに上の方の黒い印刷、100Ω以上の場所が沢山あります。

幸い回路を追っかけてみると、今回の個所は大丈夫なようです。

少し整理しましょう

電池の端子どちらが+?

それを知る方法はこちらから

タンタルコンデンサの極性から

あれ?左の銅テープ剥がしてあります。

よく見ると

そうです。ベタ電極ではありません。

OFFの時コンデンサに蓄えた電気を放電するとともに、オープン状態で

電気が悪さしないために、ホット側をアースします。

ここを銅で全部ショートすると、電池をショートすることになるので、大変な間違いです。

最初は信じて電源回路がこの状態で動くのか疑問で(電源がなぜショートするか分かりませんでした)

 

ジャンパは無駄に長かったので全部外して、テスタでチェック

その時マイナス端子に赤、ICのGND端子に黒のテスター棒を接続したら、液晶が反応して動き出しました。

デジタルテスタですが、開放電圧2V程度あり、μA程度で動き出しました。

回路は生きていることが確認できました。

 

後は補修です。

断線した電源スイッチの上部をどうするか

拡大しますと

テクノペンで銀メッキ線を張り付けます。

ついでに下の欠損も補修

次は電池の端子を作ります。

欠損した電極から、図面に書き出し

リン青銅板0.1mmで切り出します

これでセットすればOKかと

ダメです。

なぜか?

電池ボックスが深いので、電池の取り出しにバネの力で、少し浮かせる方法らしい

リン青銅0.1mmではバネの力が弱いので2枚と幅で工夫

電池が無いので買ってこないと

もう一度、電源でチェック

ちゃんと音も出て動きます。

色々と勉強させられる診療でした。