おもちゃ病院で使用する電池の代わりになる電源がようやく完成しました。

 電源の元はリチュウム電池を使用して、USBはんだごてを使えるように、5Vの電源も用意しました。

以前作った、ACアダプタ仕様は、家で入院患者さんや工作に使用することにします。

 

電源を可変にする部分ですが、以前はダイソーのスマホ充電用アダプタを使用してしました。今回も同じ様にするため、可変部分をPsocでデジタル制御して、リチュウム電池の電圧管理もするつもりで設計していました。プログラムや回路を考えていたのですが、デジタル電圧を制御しようとすると結構難しいそこで、何かいいものはないかと探していたら、丁度いいものがありました。

こちらです。

 

仕様はこんな紙切れが入っていました。

入力電圧523Vで出力は016.5V、出力電流が最大3A、推奨2A、しかも、電圧計、電流計付き、変換効率95%、デジタルステップ可変で。

 

アクリルケース付き

 

組み立ててみるとこんな感じ

 

ケーブルなどの収納も考えて余裕のあるケースを使用しました。

 

ついでにLCRメーターも組み込みます。

 

早速使い勝手を見てみましょう。

先日作った、磁石を使った、端子を使用して

アンパンマンのドライブ?シュミュレーター?

 

電池ボックスは、単三3本なので4.5Vにセット

 

電源を接続して動作させると

 

音楽を流して0.07A

 

次は、ピアノ

 

こちらは単3が4本なので6Vです

 

6Vに設定、デジタル制御0.04Vで制御する関係で少し端数が出ます、実用上は問題ありません。

 

電流が多くなったため、電圧も少し低下、これも問題なし

 

自動演奏です。

 

次は、こちら

 

アナユキのオルガン

 

3V仕様ですね

 

なんとプラス端子の金属が鉄ではありません

 マイナスのばねは鉄なので磁石端子が付きますが

電池アダプタを使います。捨てないで良かった。

 

これで無事に演奏できました。

 

電流も少ないです。

 

次はUSB半田ごてです。

電源はダイソーの2.1Aのアダプタを使用します。

 

中身です。コネクタを使用しなかったので、修理などの整備性はありません。右下が出力、左下がUSB半田ごて用、上のリレー群は充電の時リチューム電池の接続を充電側に自動で切り替える回路です。

 

リチュウム電離は4本、ノートパソコンに使っていた物を利用

 

充電中の表示、リポバッテリー充電用を使用

 

リチュウム電池の充電用アダップタ5V、2A

 

これだけをケースに収められます。これ以外に半田やフラックスなどを納めます。これで基本AC電源を必要としない電源とLCRメーター、USB半田ごてが使えるようになりました。

リチュウム電池の電圧が下がった時の保護回路は間に合っていませんが、1回の診療で無くなることは無いので、ゆっくり考えます。