私の仕事場に、ものすごく古いのが
今でも現役でNECのパソコン
PC-98LTがあって、お仕事で使ってます。
 

年に何回かしか使用しないのですが、無くなると
仕事ができなくなります。
更新も間もなくと言う噂があるのですが、はっきりしません。
そんな時に限って、壊れるものです。
見事、電源部焼損とのこと
ついに来たか、稼働部品がFDDとファンぐらいしかありませんので
一番無理がかかるのは電源ですね。

出勤すると、私のお仕事が待ってますと
何とか修理をと言って私にお鉢が回ってきました。
あと少し使えればいいので、何とかしてほしい!
本来なら、ソフトを他のパソコンに入れて使えるようにできれば問題ないのですが
ソフトも特別仕様、パソコンがあれですので
しょうがありません、何とかしてみましょう。

既に分解してあります。
焼けた基盤と
 

焼けたトランジスタ
型番なんかさっぱり
 

基板の裏側
 
拡大してみると
 
焼けてます
その焼けた部分を拡大してみると
 
表側

完全に基板まで焼けてます。
ある意味トランジスタでここまで見事に焼けるなんて
まずは基板の補修からですね。

では、焼けている部分を、ミニルーターでカット
 
裏側は
 
このカットした部分を修復
今回は、全部FRPで補修します。
漏れないようにテープで囲って
 
流し込んでしばらくすると
固まり
 
表側は
 
これにパターンを作るのです
広いところは、銅のテープ
狭いところは、銅線で
 
トランジスタを入れて完了
次は、焼けたトランジスタの規格調査です。