キサラのボイトレはのはらあかねさんが欠席でと連絡がありました。
参加は三上君、ひまわりさん、ひろみさんの3人でした。
レッスン前にひまわりさんのファルセットが気になるのでひとりだけで裏声の出し方のレッスン。ドミソドを「アー」だけで遣らせました。ドミソまでは上手く地声で出せています。高いドはのどは開いているので空気ばかりが出すぎて抜けた声になります。高い音になるにつれてのど笛を細くしなさいといいました。理屈では理解できたようです。
のど笛の大きさをどうやって変えたらいいのかが理解できないようです。
そこで高くなってきたらあごを引くように言いました。
結果は大成功です。
あごを引くとべろの根元が後ろに引き上げられて、その結果、空気の出る穴をふさいで小さなのど笛を作ることが出来るからです。
三人そろっての発声は三上君は声に力が入りすぎて響きが出ていません。これは治すのに時間がかかりそうです。とりあえず空気を吐けているかをチェックさせました。
ひろみさんはおなかが使えないのでか細い声なんです。そこでカーペンターズの低音の響きを聞かせて低音の響いた声の出し方をゆっくりと覚えさせました。
最初に三上君は桑田の物まねをしましたが力みすぎて無理やり声を割ろうとしてのどだけで声を出していますので少しボリュームを抑えて歌の練習です。すると上手くしゃくれるようになりました。
まだまだですが一応オッケイとしました。
ひまわりさんは私の知らない歌を歌いましたがしゃくれませんねぇ。高音ではのどを開いてしまって裏声が抜けた裏声になっていますので、あごを引くように注意、やっと合格点までいきました。抜けない裏声の練習でした。裏声は大きな声で出しません。小さな声の裏声ほど綺麗なんです。
最後にひろみさんです。カーペンターズを聞いたおかげで太い低音が出せています。BOAの歌だそうです。いつも高音は頑張らない、低音は頑張って響かせるといっていたのが身を結びはじめています。
夜は高校1年になったりかちゃんが習いにやってきました。彼女を教えていたのは10歳のころでした。和光駅で待ち合わせをしましたが、すぐにわかりました。5年前の雰囲気そのままに高校生になったりかちゃんでした。ピッカピカの一年生です。
カラオケルームで2時間特訓です。まずしゃくりを教えて、次に母音で空気が吐けることを教えました。
のどで言葉を切るので呼吸が出来ずに苦しい歌い方になっています。
曲はYUIの曲ばかりです。よっぽどすきなんでしょうねぇ。
念のためにユーチューブで確認しました。こんなときのアイパッドは便利ですねぇ。
なんと定期的に習いたいのだそうです。この子も治すのに時間がかかるタイプですねぇ。とりあえず一生懸命に歌わないようにさせました。
小学校のときより私の日本語も理解できるようになりました。