株が上がった日、
お金はいったいどこから来たの?
難しい話ゼロで読める、日本株マーケット解説
TODAY
今日の東京市場、けっこう上がってます
6月22日(月)の日本株市場は、朝から買いが集まり大きく上昇しました。
東証プライム(大企業中心)+1.21%
東証スタンダード(中堅企業)+0.87%
東証グロース(新興企業)+2.40%
時価総額でいうと、プライム市場だけで約16兆5,000億円分増えたことになります。
💡 ポイント
「時価総額が増えた=誰かがその分だけ株を買った」ということ。では、その「誰か」は誰なのでしょう?
WHO BOUGHT?
株を買うのは、大きく4種類の人たち
🌍 海外の投資家全体の約50〜60%
👤 個人投資家(私たち)全体の約20%
🏢 企業(自社株買いなど)継続的に買い続けている
🏦 投資信託・信託銀行年金なども含む
💡 ポイント
東京証券取引所は毎週「誰がどれだけ買ったか・売ったか」を公表しています。それが「投資部門別売買状況」というデータです。
DATA
データから見えてきた「買い手」の正体
直近のデータ(5月第4週)はこうなっています。
🌍 海外の投資家売り越し ▲395億円
🏢 企業(自社株買い)買い越し +419億円
📈 投資信託買い越し +193億円
👤 個人投資家買い越し +106億円
💡 ポイント
「買い越し」=買いが売りより多かった状態。「売り越し」はその逆です。5月末時点では、実は海外投資家は売り越しでした。
ANALYSIS
じゃあ6月22日は、なぜ上がったの?
6月に入って、世界の投資家の気持ちが変わるできごとがありました。
アメリカの中央銀行が「金利を下げるかも」という雰囲気を出したんです(FOMCという会議で)。
金利が下がると、お金は「低リスクの預金や債券」より「株」へ流れやすくなります。世界中の投資家が「よし、株を買おう!」というモードになる、いわゆる「リスクオン」の状態です。
その流れで、海外の投資家が日本株を買い始めたと考えるのが最も自然です。
💡 ポイント
ヒントは「東証グロース+2.40%」という高い伸び率。新興・成長企業が多いグロース市場は、投資家が強気になったときに特に買われやすい市場。これは「攻めの買い」が入っているサインです。
さらに、相場を下から支えていたのが企業の自社株買い。決算シーズン後は企業が自分の株を買い戻す動きが増えます。急落を防ぐ「底堅さ」につながっています。
📝 3行まとめ
① 6月22日の日本株は全面高。特にグロース市場が+2.4%と強かった。
② 主な買い手は海外投資家。米国の利下げ期待で「株を買うモード」に転換したと見られる。
③ 企業の自社株買いが相場の底を支えた。個人投資家は主役ではない。