📈【2026年】日経平均株価の今後の見通しを徹底解説
① 現在の状況と背景
2025年は日本株にとって際立って強い年となりました。TOPIXは年間で22.41%上昇し、日経平均株価も3年連続で20%前後の上昇を記録。しかし1989年以降の年間平均騰落率は+3.9%であることを踏まえると、今後は上昇ペースが落ち着く局面も想定されます。
2026年に入ってからは、関税リスクや中東情勢など外部環境の不透明感が市場に影響を与えており、各社のアナリストはシナリオを慎重に設定しています。
② 主要機関の年末予想一覧
| 機関名 | シナリオ | 日経平均(2026年末) |
|---|---|---|
| 野村證券 | メイン | 60,000円 |
| 野村證券 | 上振れ | 68,000円 |
| 野村證券 | 下振れ | 48,000円 |
| 三井住友DS AM | メイン | 61,500円 |
| SBI証券 | メイン | 55,000円前後 |
| IG証券 | 予想レンジ | 45,800円 〜 59,000円 |
複数の機関が2026年末に5万5,000〜6万2,000円を中心シナリオとして掲げており、さらなる上昇余地を見込む声も多い状況です。
③ 上昇を支えるポジティブ要因
- AI・半導体需要の底堅さ:電機・ハイテクセクターを中心に業績改善が継続
- 企業業績の拡大:TOPIXのEPS増益率は2026年度に+15%超が見込まれる(野村證券)
- ROE改善の進展:M&Aや事業ポートフォリオ見直しで資本効率が向上
- 賃金・消費の回復:インフレ局面でも実質賃金の改善が期待される
- コーポレートガバナンス改革:東証主導の改革が株主還元を後押し
野村證券は「日本株は流動性相場から業績相場へ移行する」と分析しており、2027年末には63,000円、2028年末には66,000円を見込むとしています。
④ 注意すべきリスク要因
- 米国の関税リスク再燃:トランプ政権の通商政策が業績予想を下押しする可能性
- 中東情勢の長期化:エネルギー価格上昇や企業コスト増につながるリスク
- AI投資の失速:ハイテク相場が調整に入ると日本株にも波及
- 日銀の利上げペース:想定外の利上げが株式市場の重荷になるリスク
- 割高感への警戒:予想PERが過去平均を上回る水準での利益確定売り
⑤ 2027年以降の長期見通し
強気シナリオ(上振れ)
野村證券の上振れシナリオでは、AI・DX投資による生産性向上や業界再編が加速した場合、2027年末にTOPIX 5,100、日経平均80,000円というケースも想定しています。
標準シナリオ(メイン)
野村證券のメインシナリオでは2027年末に63,000円、2028年末に66,000円と、年率5〜8%程度の緩やかな上昇を描いています。三井住友DSアセットマネジメントも物価・賃金の上昇や資本効率改善の継続を前提に、安定的な株価上昇を見込んでいます。
🗒 まとめ
- 2026年末の日経平均株価は、主要機関の中心予想で55,000〜62,000円前後
- AI・半導体・企業業績の回復が上昇の主なドライバー
- 関税リスクや中東情勢など、外部リスクには引き続き注意が必要
- 長期的には80,000円を視野に入れるシナリオも存在する
- 短期的な乱高下に振り回されず、中長期目線での分散投資が重要
最後まで読んでいただきありがとうございました!
日本株の動向は引き続きウォッチしていきますので、ぜひフォローよろしくお願いします🙏
※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品への投資を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いいたします。記載のデータは野村證券・三井住友DSアセットマネジメント・SBI証券・IG証券の公開情報(2025年12月〜2026年6月時点)をもとにしています。