日本にアヤワスカみたいな植物はあるのか? | 日本シャーマン協会 ~南米・北米の薬草セレモニーで心身を癒やす

日本シャーマン協会 ~南米・北米の薬草セレモニーで心身を癒やす

20年程前にブラジルで初めてのアヤワスカを体験、以降、国内外のさまざまなプラント・メディスンのセレモニーに参加、スピリットの存在を知る。20年来学んできた古神道、性錬金術、精神世界や武術、気功などの背景を活かし、シャーマン修行を続けているおじいさんのブログ

コロンビアでリトリートに参加した際、様々なパワー・プラント・メディスンの話になりました

 

そこで参加者の一人に、「日本には幻覚を伴うような植物はあるのか?」と聞かれました

 

 

多くの歴史書をめくっても、日本で古来から幻覚植物を用いていた記録というのは残されていません

 

しかし、松本清張の「眩人」という小説の中に、修験道の役小角が、護摩でたきしめた大麻に酔う場面が描写されています

 

また、神社で頻用されている大麻、神宮の神札にも「神宮大麻」と記されていること、古来日本文化は麻とは切り離せないことから、日本では大麻を異次元とコネクトする手段として用いていたと主張する人もいます

 

ちなみに戦前、日本では大麻が自生しており、戦前世代の人はよく「大麻なんて昔はそのへんに生えとったけどな~」と語ります

 

大麻を一掃したのはGHQの施策とも言われていますが、実際に産業用大麻と医療用大麻を解禁すれば、エネルギー問題の8割は解決し、SDGsなんて不要と語る人もいます

 

また、日本で自生していた大麻にはマリファナの成分を含まない、いわゆる「産業用大麻」だけだったという指摘もあります

 

 

ちなみに日本で行われていた最も古いセレモニーの記述は、記紀に記載されている通り、そこには植物の利用はなく、琴だけでした。ヒンドゥー教のシヴァ神は、シヴァ神自身が大麻に酔っているところが描かれていたりしますが、日本の古来のセレモニーは音楽だけだったのです

 

つまり、植物を摂取することなく、琴や石笛のみで異次元と会話していたのが日本人だったのです

 

これは、私もその日本古来のセレモニーを研究し実践してきたから分かることですが、いわゆる「道具」を用いずに多次元にアクセスする方法がかつての日本にはあり、その手法がまだ生きているのです

 

2月23日のワークショップでは、時間が許せば、その日本古来のセレモニーについてもお話ししたいと考えています