「マクベス」
@原宿ラフォーレミュージアム
8/18 マチネ
2回目の観劇。
今度は友人と一緒に。
前回観劇時とは対角線で真逆の位置。
前回観ることのできなかった表情、動きなどが観られてよかった~。
ダンカンを殺し、手にナイフを持ったまま戻ってきたマクベス。
夫人とのやりとりの間、前回は背中しか見えなかったのでナイフを手から「落とした」としか見えなかったんだけど、今回観て、ナイフを握っている右手の指を、左手で一本一本はがすようにして手からナイフを離していたということが判明。
そうしなければならない程ナイフを持つ右手は強く握られていた。
王を殺してしまったという自らの行為の大きさに慄き、手が強張っていたとうことか。
席によって観え方が違うっていうのが、センターステージの舞台を観る醍醐味だな。
あと、松村マクダフさんはすごいな、と。
妻と子の死を聞かされた直後の表情が何とも言えず、押し殺した悲しみがじわじわと押し寄せてくるようだった。
さすがです。
今回の矢崎マクベスは前回観劇時に比べて、前半は抑え気味な感じがしたかな。
回を重ねて落ち着いたっていう言い方ができるのかもしれないけど、若さ故に暴走気味なマクベスが私の中ではしっくりきてたから、もうちょっと熱量があっても面白かったかも。
夫人の死を知らされる場面はすごくよかった。
悲しみがググッと伝わってくる感じ。
愛する妻に男だと言ってもらいたくて野心を燃え上がらせ手を汚したのに、妻が死んでしまって、これ以上このまま生きていて何の意味があるのか。
ここからマクベスはどこか自暴自棄になっていくような気がする。
自分のことを殺せる奴はいないと言いつつ、誰かに命を止めて欲しがっているようで。
そのくらい、妻を愛し、妻を想うマクベスであって欲しいという私の願望も入ってるかもしれないなwww
ちょっとハプニング。
後半のシーンで走って舞台に上がってきた勢いで、剣が鞘から抜け落ちてしまうハプニングが。
あれ?
っと思ったけど、矢崎マクベスは冷静。
落ちたのをすぐ拾う、なんてことはせず、セリフの切れ間にゆっくりと拾い上げ、手にした剣に目線を投げ、ゆっくりと鞘に納める、というまるでもとからそういう演出だったかのような動作だった。
闘いを決意する、っていうシーンだったかな。
剣を見つめる一瞬の目線が、その決意の表れをより明確なものにしていたような気がして、逆にすごくよかった。
こういうハプニングを逆に生かしてしまうって、ほんとすごい。
「弱虫ペダル」での村井の坂道くんを思い出した。
高校名噛んじゃって言い直す時に「てへぺろ★」的な動き・表情でごまかした村井は完全にオタク小野田坂道が宿ってたというあの伝説のシーンw
あれはかわいかったな~www
あ、脱線したwww
こばかつさんの酔っぱらい門番のシーン。
ここは毎回アドリブなの?!
今回は随分ぶっこんできてたなwww
酒瓶を客に持たせておいて、ない!って騒いで俺の酒知らないか?って他のブロックに聞いて目を合わせない客達にお前らグルだな!って言うのは基本にありつつ、酒瓶を持たせた客をさらにいじるっていう進化があったwww
この時は酒瓶持ったお客さんは幼な妻という設定だったらしくwww
なんか色々言ってたけどよく覚えてないwww
こばかつさんのこのシーンの後にマクダフが来て、その後マクベスも来た時、マクベスに酒瓶を見つからないようにうまい具合に隠そうとする動きが面白いんだよねwww
こばかつさんは真顔でコミカルな役をやるのが今までだったけど、今回の門番は見た目からコミカルで最初はほんとびっくりしたよ。
結構似合ってて素敵でしたああああ!!
そして、カテコの時のこばかつさんがやばかった。
酒瓶持たせていじったお客さんに「すいません」的な挨拶をした時の笑顔が!!!
かっこえええええええええ!!!!!!
ひとり静かに興奮してました。。。
「マクベス」。
今日19日で無事千秋楽を迎え、全ステージ終了したそうです。
カテコでのぴろしは万感こみあげ言葉にならなかったとか。
ほんとうに素晴らしい舞台でした。
まっすぐで一生懸命なぴろしのマクベスを観て、私も頑張らなきゃ!ていう気持ちにもさせてくれたし、舞台の観方についても自分の中で色々考えさせてくれた舞台だった。
矢崎広ーーー!
お疲れ様ーーー!!と大声で伝えたい気分。
こばかつさんのツイにあった「ざちょう」の笑顔が、やりきった感にあふれてる清々しい笑顔だったのがすごく嬉しくて、ちょっと涙出た。
ほんと、お疲れ様でした。
今回一緒に行った友人が、面白かった!また何かあったら誘ってね!と言ってくれたのが、私は本当にうれしかった(^O^)
素敵な作品をありがとう。