クルド人難民問題その2 | 木下顕伸の日本・中東・世界情勢の解説

木下顕伸の日本・中東・世界情勢の解説

中東情勢を理解すると世界がわかる!日本人は中東問題に無関心だが石油の輸入依存は周知。中東問題、欧米・ロシア・アジアとの関係は、理解不能でも石油利権の考察で、複雑な関係は理解できる。そして、世界から見た日本のあり方も見えてくる。

クルド人が入管法案反対 難民申請3回で送還対象「人生終わる」

 

 

1.日本に在住するトルコ系クルド人は、1500人位と言われる。特に埼玉県川口市周辺に居住している。

 

2.何故クルド人の数が正確に把握できないのか?入国管理局では、トルコ国籍の難民申請者であるからトルコ人としてカウントされる。

 

3.クルド人は、トルコ国内に於けるクルド民族差別と弾圧を理由に難民申請をしている。

 

4.トルコの経済低迷によりクルド民族ではない者まで、クルド人と称して難民申請する者も増えている。

 

5.入管では、彼らがクルド民族か否かは、解らない。彼らがどのような理由で難民申請するのか聴取しなければならない。

 

6.判別する方法とは?何処の出身か?クルド語を話せるか?日本にはクルド語の正式通訳は、存在しない。トルコ語の通訳官では、見抜けないので、クルド語を話せるボランティアの通訳を弁護士が依頼する件もあり、日本クルド協会にも依頼がある。

 

7.何故、埼玉県に集中するのか?親族が家族を呼び寄せるからである。

 

8.欧米でなく離れた日本で何故、クルド人が難民として訪れるのか?次回説明する、