木下顕伸の日本・中東・世界情勢の解説

木下顕伸の日本・中東・世界情勢の解説

中東情勢を理解すると世界がわかる!日本人は中東問題に無関心だが石油の輸入依存は周知。中東問題、欧米・ロシア・アジアとの関係は、理解不能でも石油利権の考察で、複雑な関係は理解できる。そして、世界から見た日本のあり方も見えてくる。

シリア:フール・キャンプにおけるイスラーム国の「最重要指導者」と目されるイラク人が拘束される

 

1.シリア北東部を管理統治しているクルド民主軍=シリア民主軍がイスラム国の最重要人物を拘束したと報じられた。

 

2.拘束したのは 、シリア民主軍を統括しているPYD の情報部隊でシリアのフールキャンプ内で拘束した。

 

3.この重要人物はイラク人であり 彼は ISや アルカイダ 系イスラム原理主義者の情報を持っていると考えられる。

 

4.この情報をもとに 米国および シリア民主軍は、この人物とトルコ政府との関係を明らかにし牽制する材料として使うのではないか

 

5.現在 トルコ エルドアン政権はシリア侵攻を行い イラクのクルド自治政府に対しても 大きな影響力を持とうとしている。

 

6.イラクのクルド自治政府とトルコの関係は オイル取引で非常に深い関係もあり クルド自治政府と シリアの 北東部を統治管理している pyd との関係は非常に悪くなっている。

 

7.現在トルコはイラクとシリアの国境地帯に36の基地を築いている シリアの北東部にある原油地帯は現在米軍と pyd の管理下にある。この 原油地帯は 北と南から トルコ軍 に囲まれている形になる。

 

8.ISとエルドアン政権のオイル取引が明確になれば IS の資金源をトルコ政府が援助した形になり 米軍がシリア南 東部にある原油地帯を管理する大義名分にもなる。