こんにちは。
今日は「最上級」の予定でしたが「タイのニックネームについて」です。
前回の記事で、ねこひげさんに「My Love Mix-up」のAtomが誤解していた名前が本当は何なんだろう?とコメントいただいて、ちゃんと見てみます~😄なんて言ってたところ、めっちゃタイムリーなYouTubeビデオに当たりましたので、それで(^▽^)/
Thai names / Thai culture from My Love Mix-up เขียนรักด้วยยางลบ (Ep 2) | [Learn Thai with Series]
ビデオが英語なので、下記に内容をまとめておきます~。
どうやら、第2話で名前に関する誤解は解けたようですね。
まだ見てないんです😅
さて。
タイには通常生まれた時につけられるニックネーム(Play name)と、いわゆる「あだ名」のニックネームとで、2種類あります、というお話です。
タイ人のオフィシャルネーム(正式名称)はめっちゃ長いので、ニックネームが通常使われるのですが、そのニックネームも正式名称と共に本名として使われます。
ชื่อเล่น(ชื่อ ちゅー=名前、เล่น れん=遊ぶ)と呼ばれる、そのニックネームは生まれた時につけられて、適当にいい意味を持つ言葉が選ばれるそうで、親族や名付け人が迷った時は、お坊さんにお願いしたりもするそうです。
名前の長さは大体1音節か2音節。
Fourth (โฟร์ท) の場合だと、2音節ですね。
正式名は Nattawat Jirochtikul(ณัฐวรรธน์ จิโรชน์ธิกุล)
ラマ4世の200歳の誕生日に生まれたので、Fourth(第4)と名づけられたそうです。
Mudmee役の Pahn (ป่าน) は1音節で、正式名は Pathitta Pornchumroenrut (ปทิตตา พรจำเริญรัตน์)。
Gemini (เจมีไนน์)、正式名 Norawit Titicharoenrak (นรวิชญ์ ฐิติเจริญรักษ์) は3音節で、珍しいそうです。
ニックネームは正式名と連携しているわけではなく、イメージや意味がいいものが適当に選ばれます。
カラー名、果物名、植物名、花名、動物名、形の名前、両親の興味のあるもの、趣味、などで、富・美・知能・知識などのポジティブな意味のある言葉が選ばれ、タイ語に限らず英語や他の外国語も使われます。
外国語のニックネームだと、呼ばれた時に変な感じがすると思われるかもしれませんが、タイ語訛りで発音されるので、全く違和感はありません。
果物名は、チェリーやアップルなどは人気でよくある名前ですが、イチゴ(ストロベリー)はしっくりこないので使われません。(長すぎるからでしょうか?5音節…)
米国に住むタイ人では、英名のJohnジョン、Janeジェーンなども使われますが、この場合は姓(ファミリー・ネーム)と一緒に使われます。
とにかく正式名が長すぎて、そのまま使うとフォーマル感が漂うので、通常はカジュアルにPlay nameとFirst nameを使います。
Fourthの場合だと、Nattawat Jirochtikul の替わりに Fourth Nattawat。ドラマではこのように(↓)正式名とPlay nameが併記されますが、芸名というわけではありません。
あだ名という意味でのニックネームは、ฉายา ちゃーやー といいます。
「My Love Mix-up」では、初めに消しゴムに書かれた名前が、本当に好きな人のファーストネーム、พลกองทัพ ぽんこんぐたぷ で、そこから最初の2文字が消えて Gemini 演じる กองทัพ こんぐたぷ(play name)になってしまった、というわけです。
ちなみに พลกองทัพ も กองทัพ も「Army 陸軍」という意味です。
‐‐‐‐‐ ということでした(ビデオ解説終り)。
พลกองทัพ(Half)を演じているのって、タナポンの映画「Tell the World I Love You」での相手役、Bas… かと一瞬思ったのですけど、違いました(^^;)
Chokun Puttipong Jitbut โชกุน พุทธิพงษ์ จิตบุตร
Puttipong Jitbut พุทธิพงษ์ จิตบุตร が正式名で、Chokun โชกุน が Play nameです。
では、今から第2話、第3話を続けて見てみます🙏
Fourthの「さとぅー!」が可愛い。念力送ってますね👊
ではまた!
แล้วเจอกัน😀🙏