Vowels Review

 

レッスン7は母音のまとめから始まりました。下記に母音全部を長音・短音のペアでリストアップしてみました。全部で15ペアもあるのですね(遠い目)。

  1. อา <あー> & อะ(อั) <あ>
  2. ฮู <うー> & อุ <う>
  3. อี <いー> & อิ <い>
  4. อื <うー> & อึ <う> 歯を閉じて発音
  5. เอ <えー/えぃ> & เอะ <え>
  6. แอ <aeー> & แอะ <ae> 英語の<a>発音
  7. โอ <おー> & โอะ <お>
  8. ไอ & ใอ <あい>
  9. เอา <あお/あぅ> & เอาะ <お>
  10. เออ(เอิอ/เอย) <うぁー/err> & เออะ <うぁ/er> 喉の奥から発音
  11. อัว(อวอ) <うーぁ> & อัวะ <うぁ>
  12. อำ <あむ>
  13. เอีย <いーぁ> & เอีย <いぁ>
  14. เอือ <うーぁ> & เอือะ <うぁ> 歯を閉じて発音
  15. ฤๅ <るぅー> & <るぅ> 巻き舌

以前も書きましたが、タイ語の母音って<あ><え><う><w><お>音にはっきりした境界線がなくて、単語により中間の音だったり、この単語には<う>だけど、別の単語では<お>に発音されるというような、区別があってないような気がします。日本語の母音は全部口先で発音するので、音のバラエティに感動です。

英語はもちっと少ないと思います。トーンもないし。私はSとSHの区別ができないので、SitとShitではかなり違うなってことによくなってます。RとL発音ではElectionとErectionでもかなり違う(^^;) ま、とりあえず英語はおいといて…、タイ語の<あ><え><う><w><お>音は私の頭の中ではこんなイメージです。

 

それで、<う>には3種類あると思っているのですが、この母音も子音によって発音が変わる!というのを発見しました。最近「2gether」をやっと!見まして、11話の始めあたりでTineがコインを振ってSarawatに質問するシーン、



「Head!」=หัว ふーわ です。 H音は喉で作った音が鼻から抜ける感じなので、スペルは อัว でも、喉から発音する<う>เออに近い気がする。結局、子音との組み合わせによっても音が変わるので、あまり深く考えても仕方ないのだな、というのが結論です。

 

話は逸れますが、コインをFlipするゲーム、日本では表か裏かですけど、タイでは頭か尻尾かなんですね。アメリカでも頭か尻尾なんです。日本にはサイコロ賭博で丁(偶数)か半(奇数)かっていうのが伝統的ですけど、タイにはもともとコインのゲームがあったのかな。中国文化からかなり影響を受けていると先生から聞きましたが。考えてみたら日本もそうだし、まぁ中国はアジアの基盤ですよね。アジアのメソポタミア・ヴァージョン?

 

もちっと話は逸れますが「2gether」はBrightがすごい!11話最後の「実は偶然ではなく全部仕込んでた」という打ち明け話シーンが好きです。とにかくBrightがすごい。GMMとの契約が切れて、個人事務所設立ということですが、どうなっていくのかしら。

 

YouTubeを徘徊(?)していて、全ての子音と全ての母音の組み合わせを順に発音してくれるビデオを見つけました。中音子音→高音子音→低音子音の順でやってくれています。聞き比べにグー!

 

 


子音だけで構成された単語


タイ単語にはよく子音だけで構成された単語が出てきます。子音+母音で音節→単語は音節の集まりというのが基本だし、子音ばかりでは理論上は発音できないということになるのですが、母音が見当たらない場合、どう発音すればよいのか?
というわけで、一応いくつかルールがあります。
 

โอะ <o>の省略形

โอะ のルールとして、後ろに子音がつく場合は全部省略されるので、結局子音だけが残る形になります。例えば โสะด → สด。省略されているだけで実際には โอะ が隠れているので、สด は <sod そっど> と発音されます。子音がない場合のほとんど「お」発音だそうです。他には นก は <nok のっく>、ลบ は<lob ろっぶ>となります。

 

อัว <うーぁ>の省略形

อัว は後ろに子音がつく場合、อวอ になります(อั が取れて  だけになる)。2つの子音に  が挟まれている場合は、最初の子音から อั が外れている場合が多いので、発音は「うーぁ」。例えば สวน は <suwan すーわん>、หวด は <huwad ふーわっど>、รวย is <ruwai るーわい>となります。

 

母音としての 

は母音にも子音にもなる文字です。 が子音の場合は母音がついて、その母音のみの発音となりますが、 のみの場合は母音の働きをし、それのみで「おー」発音になります。例えば、สอง は<soong そおんぐ>, นอน は<no-on のぉん>, หอก は<ho-ok ほぉっく>と発音されます。

 

トーンを変えるための  マーク

は低音子音グループ2のトーンを高音子音のトーンルールに変更するためのマーカーとして使われます。低音子音グループ2の前におかれている場合は  自体は発音されず、トーンのみ変わることが多いです。例えば、หยอก は <yook よーっく> と low toneで読まれ ( 無しではfalling tone)、 หนวด は <nuwad ぬわっど> low tone  ( 無しではfalling tone)、หมอน は <mo-on もぉん> rising tone  ( 無しではmiddle tone)となります。

 

例外はあると思いますが、それはもう覚えるしかないのでしょうね。

 

音節を読む練習

 

さて、こちらは2音節を読む練習ビデオです。6:54以降、ビデオを作っている先生とのアクティビティの説明で練習は無くなります。1音節でもトーンを間違えずに読むのはかなり練習が必要で、2音節ともなるとパニックになります。お試しでご興味のある方はやってみてください(^▽^)

 

 

ではまた!