レベル1のアルファベット学習のパートが終わり、次はようやく構文です!アルファベットの音やトーンルールを知ることは大切だとはいえ、あんまり楽しくないので、文章に入れて嬉しいですね(^▽^)
そういえば、先日、Let's Learn Thai Universityに初めて!私以外の日本人の方が入って来られまして、先生と「うきっ!」となってます。ひょっとして私のブログを見てくれたのだろうか…と密かにドキドキしてますが、聞く勇気がなくて沈黙しています。ビデオコース(授業の録画を見ながら自分のペースで勉強するコース)を選択されたので、Liveコースの私とはTelegramチャットルームで積極的に話しかけない限りは接点がないのですが、そんなに積極的に話しかけてウザがられても嫌やんか…、共通の話題もないかもしれへんし…(遠い目)。
さて。
Lesson 9 はタイ語構文の基本情報として、さらっと英語とタイ語の違いを説明されることから入りました。
下のビデオ「7 Things must know about Thai sentence structure - Elements of a sentence タイ語構文で知っておかなければならない7つのこと - 文の要素」と内容が同じでしたので貼っておきます。タイ文が英語とどう違うか、7つのポイントで示してくれています。日本語との違いも併せて見てみましょう(^▽^)
Sentence structure 構文
Sentence structure is similar to English.
構文は英語に似ています。
Subject 主語 + Verb 動詞 + Object 目的語
Some parts are different but basically the same.
いくつか違う部分はありますが、基本的には同じです。
JA:Subject 主語+Object 目的語+Verb 動詞
私は車を運転する。
EN:S + V + O
I drive a car.
TH:S + V + O
ฉัน(ผม)ขับรถ
ฉัน =私(女性用主語)(ผม(男性用主語))
ขับ =運転する
รถ =車(車両)
Adjectives 形容詞
形容詞と形容したい語句の位置が英語/日本語とは逆になります。
JA:Adjective 形容詞+形容したい語句
黒い猫、赤い車
EN : adj. + 形容したい語句
Black cats (a black cat), red cars (a red car)
TH : 形容したい語句 + adj.
แมวสิดำ, รถสีแดง
แมว=猫
สิดำ=黒色(สิ=色、ดำ=黒)*สิは色を表す類別詞
รถ=車(車両)
สีแดง=赤色(สิ=色、แดง=赤)
Talk about the main object/subject first then add the detail to it. メインの物事を最初に言ってから、次にその物事の詳細を付け加える。
Amount/Classifier 類別詞(助数詞)
JA:あり/車5台、皿3枚
EN : なし/5 cars, 3 dishes - plural “s” or “es” 類別詞の代わりに複数形の “s” か “es” を名詞の後につける
TH : あり/Object 物 + Number 数 + Classifier 類別詞
รถห้าคัน 車5台
รถ=車(車両)
ห้า=五
คัน=車(車両)用の類別詞(車だけではなく、機械や傘などにも使われる)
又、「この**」「あの**」と言う時、
JA:この/あの+Object 物 この車、あの家
EN : This/that + object This car, That house
TH : Object + Classifier + “this/that”
รถคันนี้ This car この車
รถ=車(車両)
คัน=車(車両)用の類別詞(車だけではなく、機械や傘などにも使われる)
นี้=この
注:รถห้าคัน 車5台などの数を表す時と類別詞の位置が異なる。ห้าคัน vs. คันนี้
บ้านหลังนั้น That house あの家
บ้าน=家
หลัง=家・建物用の類別詞
นั้น=あの
Adverb 副詞(頻度)
頻度(frequency)を表す副詞とはnever したことがない,always いつも,usually たいがい,often よくする,sometimes 時々 など。それ以外の副詞には really 本当に, absolutely 絶対的に, completely 完全に などがあります。
JA:位置は特に決まっていない
私はたいてい車で仕事に行きます。
たいてい、私は車で仕事に行きます。
私は車でたいてい仕事に行きます。
EN : 一般動詞の前、be動詞(is, am, are等)の後、助動詞(can, must, should, will等)と動詞の間、又は文頭か文末
Normally, I drive a car to go to work.
I normally drive a car to go to work.
I drive a car to go to work, normally.
TH : Adv.frequency + V. 又は
V. + เป็น + frequency
(เป็น as a linking word between the main sentence and the adverb)(เป็นはメインの文と副詞を繋ぐ語として使われる)
ปกติขับรถไปทำงาน
Normally, (I) drive a car to go to work.
or
ขับรถไปทำงานเป้นปกติ
(I) drive a car to go to work, normally.
ปกติ= normally たいてい
ขับ= to drive 運転する
รถ= a car 車
ไป= go 行く
ทำงาน=work 仕事
Subject
Subject is often ommitted 主語はよく省かれます。
Subject + Verb + Objectという順番と会話している当人同士の間で通常は主語が分かるので省かれることが多いです。
考えてみたら日本語もよく主語が省かれますね。
どこ行くの? Where will (you) go?
จะไปไหน
マーケットに行くよ (I) will go the market.
จะไปตลาด
จะ= will (未来を表す助動詞)
ไป= go 行く
ไหน= which, where, when(疑問詞)どれ、どこ、いつ
ตลาด= market マーケット
どこに行ってたの?
Where did (you) go?/Where have you been?
ไปไหนมา
マーケットに行ってたよ。
(I) went to the market.
ไปตลาดมา
(英語以外は主語なし)
มา used to make a sentence to perfect tense, not a meaning of “come” as a verb.
(มา は一般動詞として使われる時は「来る」という意味になるのですが、時制を完了形又は過去形に変えるのにも使われます。)
英語は主語が省かれることがあまりなく、なんだかいつでも入ってます、そういえば。
夫婦間で「今、ウサギが道を横切ってったな!見た?!」「見なかった!」みたいな会話でも「A rabbit run across the street just now! Did you see it?!」「I didn't!」と、しっかり主語が入ります。
ちなみに、最初のビデオのタイトル「7 Things (you)must know about Thai sentence structure - Elements of a sentence」ですが、youが抜けてます(^^;)というか、省略されちゃってるんですね(笑)
Particle 終助詞
日常会話の中で文末について、ちょっとした意味を添える語句です。
S + V + O + Particle (daily spoken 日常会話)
ค่ะ ครับ จ้ะ などがあります。
To give politeness 丁寧さ, friendliness 親しみやすさ, subtle meaning 微妙な意味, underlined mood 強調された雰囲気, sarcastic 皮肉っぽさ などを付け加えることができます。
日本語にもありますね。~よね、~かな、~さ、~よ、など。英語にも微妙な意味を加える語句や言い回しはありますが、終助詞はないです。
補足
日本語には言葉と言葉をつなぐ助詞(格助詞)というものがありますが、英語にもタイ語にもないのですね。助詞とは
日本語には助詞があるので、物事の順序を変えても意味が通じるのですが、英語・タイ語にはないので順番がとても大事です。
私は彼に水をあげた。
I gave him water. 又は I gave water to him.
ฉันให้เขาน้ำ 又は ฉันให้น้ำแก่เขา
ฉัน= I 私(女性用)
ให้= give あげる
น้ำ= water 水
แก่= to ~の方へ
เขา= he/him 彼
日本では「私」と「彼」の順番を変えても助詞さえ変えなければ意味が通じますが(彼に私は水をあげた。)英語・タイ語ではこのような働きをする助詞がないので「私」と「彼」の順番を変えると、水を受け取ったのは「彼」ではなく「私」になります。→ He gave me water.
あと、英語にある冠詞ーa, an, theですが、日本語にもタイ語にもないです。英語の冠詞には泣いてます。未だに完全には理解しておらず、何となくで使っています。
とりあえず、これらの基本情報を頭に入れておくと、これから入るLevel2がやりやすくなりそうです。
ではまた!